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2024.09.26

初開催!にいがたCafe in 新潟大学

鮭プロジェクト事務局
新潟市西区の新潟大学で8月6日、「にいがたCafe in 新潟大学」が開かれました。このイベントは新潟日報社と新潟県が若者を応援しようと進める「にいがた鮭プロジェクト」の一環で、就職や就職後のイメージを描ける機会として学生と企業の担当者をつないでいます。今回は学生と若手社員がテーブルを囲む交流会のほか、午前と午後で計12社がブースを設けた個別相談会が開かれました。学生は延べ25人が参加し、企業の担当者とじっくりと話しながら交流していました。

  • 1.和やかな交流の場
  • 2.若手社員と気軽に交流
  • 3.学生と真剣に向き合う企業
  • 4.参加した学生・企業の感想

■参加企業

【午前の部】キヤノンイメージングシステムズ株式会社(情報サービス、新潟市)、株式会社第四北越銀行(金融業、新潟市)、新潟交通株式会社(運輸業、新潟市)、株式会社はあとふるあたご(医療・福祉、新潟市)、株式会社BSNアイネット(情報サービス、新潟市)、株式会社廣瀨(建設業・不動産業・物品賃貸業、新潟市)

 

【午後の部】株式会社たかの(製造業、小千谷市)、株式会社南雲製作所(製造業、上越市)、新潟県労働金庫(金融業・保険業、新潟市)、株式会社プレステージ・インターナショナル新潟BPO魚沼テラス(専門サービス、魚沼市)、北越コーポレーション株式会社(製造業、東京都)、株式会社メビウス(情報サービス、新潟市)

 

1.和やかな交流の場

学生と笑顔で話す企業担当者

 

イベントは新潟大学五十嵐キャンパスの中央図書館のラウンジで開かれました。光がたくさん入る明るい会場に、各企業の個別相談ブースが設けられました。

学生はブースのもとを個人や友人同士で訪問。企業担当者と事業内容や休暇制度などについて納得できるまで話し込んでいました。

会話は仕事に関してだけでなく、普段の授業や興味のあることなど幅広い内容に及びました。最初は緊張気味だった学生からも笑顔がこぼれ、和やかな雰囲気のなかで会話が進んでいました。

 

 

2.若手社員と気軽に交流

学生とテーブルを囲んで、自らの経験も踏まえて話す若手社員

 

お昼には参加企業が自社のプレゼンテーションを行った後、入社数年目といった若手の社員が学生とテーブルを囲みました。

参加した若手社員は新潟大学の卒業生が多く、学生にとっては入社の決め手や就職活動の進め方などでアドバイスをもらえる身近な先輩。学生が「経営理念を中心に企業を見たいと思っているが、どうすれば知ることができますか」と質問すると、社員は自らの就活も思い返しながら「工場見学などの機会を利用して、実際に会社に入ってみて。人事の社員以外にも会うべき」など答えていました。

 

たまたま通りかかって参加したという新潟大創生学部3年の今岡光さん(20)は「たくさんある企業の中から、どう選べばいいのか。情報のつかみ方にも苦戦している。自分の心がときめく企業を知るためにも、実際に働く人が自分の会社をどの様に見ているかを聞けるのは参考になる」と話していました。

 

 

各社が熱意を持ってPRしたプレゼンテーション

 

 

3.学生と真剣に向き合う企業

学生の疑問に真剣に答える企業の社員

 

企業側は自社の事業内容の説明だけでなく、就職活動そのものに関する悩みなどにも熱心に答えていました。

学生からは「将来は新潟に住み続けたいけど、就職先はまだ漠然としていて…」といった悩みから、より具体的に「就職後にこんなことをしてみたい」とする希望など、さまざまな思いが投げかけられました。

企業の担当者はその一つ一つに丁寧に耳を傾け、「この授業を取ることで、この資格が取れるよ」「こんなインターンシップが開催されるから、職場の人から詳しく聞けるかも」などとアドバイスをしていました。

 

企業側は親身にアドバイス

 

 

4.参加した学生・企業の感想

 

新潟大学大学院1年生の安中佑太さん(22)は「希望する会社の社員の方に直接お会いして、メールだけでは分からない生の情報を得たいと参加した。こうした機会を通して就職活動に向けて、さらに考えを明確にしていきたい」と話した。

 

また、食品製造「株式会社たかの」の社員、武藤優稀さん(22)は「学生と年齢が近く就職の不安も分かるからこそ、『まずは現場に来てみて』と伝えたい。若手へのフォロー体制の厚さなどを具体的に知ってもらうためにも、今回のようなイベントが現場に来るきっかけになれば」と話した。

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