つながる
CONNECT
CONNECT
キヤノンイメージングシステムズ株式会社(情報通信業・新潟市)、株式会社シアンス(情報通信業・新潟市)、北越コーポレーション株式会社(製造業・東京都)、株式会社メビウス(情報通信業・新潟市)、山津水産株式会社(卸売業、小売業・新潟市)、株式会社小野組(建設業・胎内市)
にいがたCafeは、新潟日報社と新潟県が連携して若者を応援する「にいがた鮭プロジェクト」の一環です。新潟県内だけでなく県外の大学でも会場を設け、新潟での仕事や暮らしを実際の社員の声を通して紹介しています。
まずは参加企業6社のプレゼンテーションで始まりました。それぞれの社員が「仕事と人生を楽しめる環境づくりに取り組んでいます」といった会社の理念や業務内容、休暇制度などを紹介。就職の決め手や仕事のやりがいなどにも触れながら、「あとで詳しく話しましょう」とカフェでの対話を呼びかけました。
いよいよカフェ本番。カフェの運営スタッフが「お菓子食べてね」「飲み物は冷たいのと温かいのとどっちがいい?」などと声を掛けつつ、若手社員と県内外の学生5人が2テーブルに分かれました。
緊張気味の学生に、社員が「まずは肩を回そうか」とリラックスを促す場面もあり、和気あいあいとスタートしました。
学生は「子どもを持ちたいと思っています」とライフステージに応じた働き方に関する質問をしたり、就職活動の“先輩”に向けて「面接の対策はどうしていましたか?」といったアドバイスを求めたりしていました。
本格的な就活にはまだ余裕のある大学2年生からは「就活そのものと、どう働きたいかがまだ見えていません。就職のきっかけは何でしたか?」との質問も。社員はうなずきながら言葉を聞き、それぞれが「インターンシップや説明会などを活用して、いろいろな現場を見て、自分に合うか確かめてみては」「就職前に職場を見て、この人たちと働きたいと思いました。入社してからやりたいことを見つけた」などと話していました。
最後には各企業の個別の相談ブースが設けられ、社員と話し込む学生もいました。
関東学院大学2年生の島田果柊さん(19)は「進学先の関東と地元の新潟どちらで就職するか迷ってはいるが、新潟へ恩返しをしたい気持ちがある。名前だけは知っていても実際の業務が分からない企業もあるので、社員の方から直接話を聞けると発見がある。就職に向けて早い段階から動くことで、焦らずに多くの情報を集めていきたい。」と話した。
山津水産株式会社の社員、大羽賀岳さん(23)は「会社は来年75周年を迎える歴史を持つが、水産業の卸で消費者と関わる機会が少なく、一般的に知られていないのが実情。学生との交流を通して、会社の存在を知ってもらうことも重要だと思っている。自分の経験から、就職前の学生は不安なこともあるはず。けれど、働くことの楽しさややりがいを直接伝えていきたい。」と話した。