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2024.10.03

就活生の悩みにアドバイス  にいがたCafe in メディアシップ

鮭プロジェクト事務局
ゆったりとした雰囲気で学生と企業が交流する「にいがたCafe in メディアシップ」が8月27日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで開かれました。お菓子やお茶を片手にざっくばらんに話す様子は、本当のカフェのよう。各企業の社員の楽しい話に、最初は緊張気味だった学生も、次第に表情がほぐれていきました。「肩の力を抜いて、企業を知ることができた」と笑顔で話す学生もいました。

  • 1.参加企業プレゼンテーション
  • 2. カフェ形式で交流
  • 3. にいがたCafeに参加して

■参加企業

キヤノンイメージングシステムズ株式会社(情報通信業・新潟市)、株式会社シアンス(情報通信業・新潟市)、北越コーポレーション株式会社(製造業・東京都)、株式会社メビウス(情報通信業・新潟市)、山津水産株式会社(卸売業、小売業・新潟市)、株式会社小野組(建設業・胎内市)

 

1.参加企業プレゼンテーション

学生を前に業務について説明する企業の社員

 

にいがたCafeは、新潟日報社と新潟県が連携して若者を応援する「にいがた鮭プロジェクト」の一環です。新潟県内だけでなく県外の大学でも会場を設け、新潟での仕事や暮らしを実際の社員の声を通して紹介しています。

 

まずは参加企業6社のプレゼンテーションで始まりました。それぞれの社員が「仕事と人生を楽しめる環境づくりに取り組んでいます」といった会社の理念や業務内容、休暇制度などを紹介。就職の決め手や仕事のやりがいなどにも触れながら、「あとで詳しく話しましょう」とカフェでの対話を呼びかけました。

 

 

2.カフェ形式で交流

仕事や就活についてアドバイスを送る社員

 

いよいよカフェ本番。カフェの運営スタッフが「お菓子食べてね」「飲み物は冷たいのと温かいのとどっちがいい?」などと声を掛けつつ、若手社員と県内外の学生5人が2テーブルに分かれました。

 

緊張気味の学生に、社員が「まずは肩を回そうか」とリラックスを促す場面もあり、和気あいあいとスタートしました。

 

学生は「子どもを持ちたいと思っています」とライフステージに応じた働き方に関する質問をしたり、就職活動の“先輩”に向けて「面接の対策はどうしていましたか?」といったアドバイスを求めたりしていました。

 

本格的な就活にはまだ余裕のある大学2年生からは「就活そのものと、どう働きたいかがまだ見えていません。就職のきっかけは何でしたか?」との質問も。社員はうなずきながら言葉を聞き、それぞれが「インターンシップや説明会などを活用して、いろいろな現場を見て、自分に合うか確かめてみては」「就職前に職場を見て、この人たちと働きたいと思いました。入社してからやりたいことを見つけた」などと話していました。

 

最後には各企業の個別の相談ブースが設けられ、社員と話し込む学生もいました。

 

 

3.にいがたCafeに参加して

 

関東学院大学2年生の島田果柊さん(19)は「進学先の関東と地元の新潟どちらで就職するか迷ってはいるが、新潟へ恩返しをしたい気持ちがある。名前だけは知っていても実際の業務が分からない企業もあるので、社員の方から直接話を聞けると発見がある。就職に向けて早い段階から動くことで、焦らずに多くの情報を集めていきたい。」と話した。

 

山津水産株式会社の社員、大羽賀岳さん(23)は「会社は来年75周年を迎える歴史を持つが、水産業の卸で消費者と関わる機会が少なく、一般的に知られていないのが実情。学生との交流を通して、会社の存在を知ってもらうことも重要だと思っている。自分の経験から、就職前の学生は不安なこともあるはず。けれど、働くことの楽しさややりがいを直接伝えていきたい。」と話した。

 

 

学生の声に丁寧に耳を傾けていた社員の皆さん

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