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2025.10.09

「空気」の力で社会と産業を支える【燕・新潟コース】株式会社AIRMAN

鮭プロジェクト事務局
夏休みを活用して就職活動の準備を始めてもらおうと、新潟県外の大学などに通う1、2年生を対象にした企業見学バスツアーが行われました。ツアーは新潟県が主催し、今年で4回目。にいがた鮭プロジェクト事務局が企画・運営を担当しています。8月と9月に計3回実施し、合わせて9社を訪問しました。参加した学生たちは、さまざまな業種・職種の若手社員と交流し、仕事の裏側や魅力について質問していました。仕事の裏側や働く面白さに触れ、将来へのヒントをつかんでいました。個性あふれる見学ツアーの様子を、企業ごとに紹介します。

第2弾(8月26日)の1社目の訪問先は、コンプレッサ、発電機、高所作業車を製造・販売する機械メーカー、株式会社AIRMAN(エアマン/燕市)です。2025年4月に、これまでの「北越工業株式会社」から社名を変更しました。

■国内外で高いシェア誇るBtoB企業

 

創業は1938(昭和13)年。手掛けるのは建設現場などで活躍する機械です。BtoB(企業間取引)の企業のため、普段の生活ではなじみが薄いかもしれませんが、国内外で市場トップクラスのシェアを占めています。

 

ツアー冒頭の会社説明では、管理部人事課の担当者が、動画を見せながら事業内容を紹介してくれました。1台の製品を顧客に届けるまでに、試作・作図を行う開発部、国内外に製品を提案する営業部、部品調達のため業者と商談する生産調達部、高品質な製品を効率よく生産する製造部といったさまざまな部署のスタッフが連携しています。製品を納品した後も、サービスメンテナンスの担当者が定期的に顧客を訪問し、長く安全に使ってもらえるよう部品交換や不具合の確認などのサポートを続けます。

 

燕市の本社・工場のほか、東京本社、北海道から九州まで全国に15ヵ所の支店・営業所があります。

■充実した福利厚生も強み

 

若手社員と学生の懇談には、開発部門と管理部門の社員が参加。学生からは、それぞれの部署ならではの仕事のやりがいや福利厚生、就活のポイントについて質問が出ました。

 

開発部で設計を担当する入社3年目の社員は「大学で学んだことを生かしたくて、機械メーカーを中心に就活をした。それを第一の条件にして、次に給与や休日が確保できるかといった点で選んでいった」と、同社への就職を決めた経緯を教えてくれました。総務課で働く入社1年目の社員は「工場見学や社内外のイベント対応を担当している。災害時に活躍する発電機などを手掛けていて、社会に貢献できる仕事だと思う。休みの取りやすさにも満足している」と話してくれました。

 

 

機械の加工や塗装、組み立てを行う工場も見学しました。工場内では、各部門の社員が綿密に連携しながらてきぱきと作業していました。

 

■地元と社会への貢献にも力

 

同社では脱炭素の取り組みの一環として、次世代エネルギーに対応した製品開発を強化しています。社屋には、水素を燃料にするコンプレッサーが展示されていました。地球環境に配慮した新しい製品として、若手の技術者を中心にチームを組み、開発を進めてきました。

 

燕市の工場内にある「ふるさとの森」を地域に開放するなど、地域貢献の活動にも力を入れています。2023年には新潟県立鳥屋野潟公園スケートパーク(新潟市中央区)の命名権(ネーミングライツ)を取得。「AIRMANスケートパーク」を通じて、スポーツ交流の発展を支援しています。

 

ご協力いただいた社員の皆様

■株式会社AIRMAN

〒959-0293 新潟県燕市下粟生津3074
TEL:0256-93-5571
WEB: https://www.airman.co.jp/

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