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遡ること昨年11月。翌年4月にサイトオープンを控えた鮭プロ事務局では、一緒にこのプロジェクトを盛り上げてくれる学生パートナーを探していました。
県内大学に通う学生たちでつくるフリーペーパー「Ricerca(リチェルカ)」の発行に新潟日報社が協力をしている縁もあって、編集・発行元の新潟青陵大学短期大学部社会連携センター(新潟市)に相談。「学生目線で新潟の魅力や情報を発信する」という趣旨に賛同した同センターの協力を得て、県内の高等教育機関に鮭プロの企画運営メンバーへの参加を呼び掛けることとなりました。
募集期間は3週間。応募にあたって活動への意気込みも書いてもらいました。「就職先を考える学生、企業・団体、自治体を結ぶ手助けをしたい」「新潟のことをもっと知ってそれを他の人に紹介できるのが面白そうだと思った」など、どれも熱い思いが伝わるものばかりでした。学業との両立に加え、ウイルス禍で周囲とのコミュニケーションが取りづらい環境であるにも関わらず、7大学・短大・高専から定員を上回る20人の学生が集まり、全員を鮭プロの初代企画運営メンバーに任命しました。
新型コロナウイルスの感染が落ち着きを見せた12月末には、新潟日報メディアシップで第1回目の会議を開催。メンバーの初顔合わせとなりました。最初は緊張気味だった20人も、貴重な対面の機会とあって、アイスブレイクを終えるころには少しずつ距離も近づいていきました。
その後は4つの班に分かれてグループワークを行い、「鮭プロで何をやりたいか」「鮭プロのサイトに載せたい情報は何か」を話し合いました。「音楽フェスを開催したい」「佐渡ツアーができないか」「スノーボード合宿も面白そう」など、自由に意見も飛び交うように。サイトで紹介したい情報も「新潟の飲食店」「社員食堂潜入リポート」「有名人へのインタビュー」「古着屋めぐり」など、次々と学生らしいアイデアが出てきました。
この時点ではまだ名前を持たない企画運営メンバー。次回は「チームいくらちゃん」として動き出す様子をお伝えしていきます。お楽しみに!