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2024.11.17

【佐渡特別取材①】御金荷の道ウォーク体験レポ!

こぼれるいくら
今年7月、「佐渡島の金山」が世界遺産に登録されました。いくらちゃんメンバー3人も10月に早速、佐渡を堪能してきました。そこで4回に分けて佐渡の金山や観光スポットを特集します。1回目は江戸時代に金を運んだ道をたどるウォーキングイベント「御金荷(おかねに)の道ウォーク」の感想をお届けします。

  • 1、 御金荷の道ウォークとは
  • 2、 伊藤優衣
  • 3、 松田智海
  • 4、 田村優衣

1、御金荷の道ウォークとは

 

御金荷の道ウォーク(通称・金の道ウォーク)は、金が運ばれた当時を追体験してみるイベント。江戸時代に金を運んだルートに沿って佐渡から東京まで数か所で開催されます。スタート地点の佐渡市では金を産出した相川から、運び出し港となった小木までの道のり=地図参照=を2日間でたどります。今回いくらちゃんたちは、初日の約10キロを歩きました。心地よい秋晴れのなか、豊かな自然や参加者との触れ合いを楽しむことができました。

 

佐渡市の御金荷の道ウォーク。相川からスタートし、小木でゴール!

 

 

 

2、伊藤優衣

 

佐渡金山は江戸時代に開山されて以降、多くの金や銀が採掘されていました。金銀は相川の佐渡奉行所から小木の港まで馬の背に乗せられ、徒歩で運ばれました。その道のりは今でも残っています。そんな歴史ある相川から小木までの約40kmの道を、当時を再現した衣装を身につけ馬と一緒に歩こうというのがこの「御金荷の道ウォーク」です。

 

馬を連れて歩いている様子

 

道中では、小休憩として歴史の痕跡がある場所に立ち寄ることができ、そこではガイドさんが詳しい成り立ちや歴史を解説してくれます。また、佐渡の豊かな秋の自然、海や山や黄金色の田園を全身で体験することができます。佐渡の人々は温かい応援の声や太鼓の演奏を送ってくれ、疲れが吹き飛ぶことがありました。日常では決して体験できない自然と人情豊かな時間を過ごすことができた素晴らしい思い出です。

 

行列の様子

 

 

 

3、松田智海

 

「金の道ウォーク」のお話を聞いたとき、10km歩くというのを知って、覚悟して行ったのですが、道中の景色がとても綺麗でいつのまにか距離が進んでいると言う感じがしました。山道の傾斜は結構足にくるものがあったのですが、山の緑の匂いや、涼しい気温のおかげで、気持ち良く歩くことができました。また、海が見える道は潮風が心地よくて綺麗な青い海は本当に癒されました。佐渡に行く時は雨だったので晴れるか不安だったのですが、その不安を吹き飛ばすくらい良い天気に恵まれてよかったと思いました。

 

自然の中で進む行列の様子

 

 

 

 

4、田村優衣

 

江戸時代の装束を着ることで歴史を感じられ、昔はどのように歩いていたのだろうかと江戸時代に想いを巡らす機会となりました。同じ装束を着て2列の隊列を組んで歩くことで一体感が生まれ、ハードな道のりも超えることができました。一人で歩くのとは全く違う新鮮さがあり、一緒に歩いてくれた皆さんに感謝したいです。

 

沿道の人に見送られながら笑顔で歩く様子

 

また、金の道ウォークでは、人との交流ができる点がやはり魅力的だと感じました。現在関東に住んでいる方や佐渡に移住してきた方等、このイベントに参加しなければ出会えなかった方達とお話できて、とても充実した時間となりました。秋の晴天に恵まれ、無事に歩ききることができ、達成感に満ち溢れています!

 

休憩所キリシタン塚での集合写真

□金の道「御金荷の道」ウォーク

公式HP:金の道 | 御金荷の道ウォーク

 

 

スタート地点:佐渡奉行所跡

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