まじわる
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小林さん:ここはフレンチを満喫できる「レストランカーブドッチ」です。創業当時からカーブドッチに来てもらう方には、風景もぜひ楽しんでいただけたらいいなという思いが強くあり、お庭作りにも力を入れています。このレストランでは、ぶどう畑と角田山を見ながら目の前の畑のものを使ったお料理を楽しんでいただけます。
※ヴィンテージワインセラー:2023年に新設され、希少なワインや長期熟成されたワインが並ぶ。
小林さん:気候が比較的安定して良かった年のワインは、やはり値が張りますね。また、昔から熟成しているワインも価格が上がります。長い間熟成していると、よりまろやかさが出たり、味の変化があったりするので、それを楽しんでいただければと思います。
-1番カーブドッチらしいワインは何ですか?
小林さん:「サブル」というワインですね。サブルはフランス語で「砂」を意味します。先ほど見ていただいた砂のような土壌を感じていただけるような商品として、赤ワインと白ワインの両方で展開しています。まず、サブルをカーブドッチの風景を見ながらで飲んで、その後、例えば東京に帰ってからこのワインを飲んだときに「あんな風景だったな」というのを思い出してもらえるようなワインを目指して造っています。
赤ワインは酸味と渋味がしっかりとしていて、芳醇な香りを楽しむことができました。一方、白ワインはすっきりした味わいで、ワイン初心者のチームいくらちゃんメンバーにとっても飲みやすかったです。カーブドッチの絶景を眺めながら飲んだからか、さらにおいしさが増している気がしました。
小林さん:カーブドッチではビールも造っています。よりワイナリーらしいビールを造るため、ビールは2022年にリブランディングをしました。造り方を少しワインに近い方法にしてみたり、材料にぶどうの皮を入れてみたりと、色々な造り方に挑戦しているところです。
-レストラン薪小屋にはどんな特徴がありますか?
小林さん:レストラン中央部の大きな炉で薪を燃やしている様子が見られるところです。カーブドッチではハムやソーセージも作っているのですが、そちらも人気商品となっていて、このレストランでは薪火で焼いたものを提供しています。
-小林さんはなぜカーブドッチで働かれているのですか?
小林さん:カーブドッチは、農業もやって、ワイン製造もやって、宿泊業も飲食業もやっているんですよ。1つの場所でこんなにも色々なことやっているところに魅力を感じてここへ来ました。まあ、この景色に惚れ込んだのも理由のひとつですね(笑) 農業に詳しい人、ワイン製造に詳しい人など、色々な知識を持った人が働いているのでとても面白い場所です。
-これからのカーブドッチの目標を教えてください。
小林さん:お客様にゆっくり過ごしていただきたいという思いは変わらぬまま、世界に誇れるワイナリーになることです。また、日本のワイナリーでは熟成ワインが数少ないので、去年新設した「ヴィンテージワインセラー」などを活用して、熟成ワインを楽しんでいただけるような取り組みもしていきたいですね。今は近隣に4件のワイナリーがあり、宿泊施設や温泉施設があることから、県内外の多くのお客様に来ていただいています。いずれこの地域をワインの名産地にできれば嬉しいです。
今回は、カーブドッチの小林さんにお話を伺いました。ワイン造りを新潟でやる理由や、ワインのこだわりなどを伺うことができました。小林さんも惚れ込んだカーブドッチの景色や美味しいワインを堪能しに、ぜひ一度足を運んでみてはいかが?きっと1日中楽しむことができると思いますよ!!限られた時間でしたが、小林さんありがとうございました!!
■株式会社カーブドッチ
〒953-0011 新潟県新潟市西蒲区角田浜1661
事業内容:ワイン製造販売、飲食業、宿泊業
2024.09.11 JOIN