まじわる
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―まずはプロフィールを教えてください。
東青山小学校から小針中学校、新潟明訓高校を経て立教大学に進学しました。小学校時代は野球少年団の青山あらなみ、中学では新潟西シニアでプレーし、高校で本格的に投手をやることになりました。中学時代は野手で、いずれは投手をやりたいという気持ちがありました。
(新潟明訓高校時代の荘司さん)
―立教大学に進学した理由は何ですか。
斎藤佑樹さん(早稲田実業高校―早稲田大学―日本ハムで投手として活躍。高校時代は2006年夏の甲子園優勝。早大でも日本一。昨シーズンでプロ野球を引退)の活躍や、子どもの頃からテレビ中継で早慶戦を見ていて、ずっと東京六大学でプレーしたいという思いがありました。高校時代は勉強もがんばって、指定校推薦で立教大に入ることができました。
―大学での競技生活はどうですか。
とにかく周りのレベルが高いと感じますね。練習の雰囲気は自主性を大切にしていて、とてもやりやすいです。一つ一つのプレーへのこだわりがすごいので、いつも周りから刺激を受けています。
(憧れていた神宮球場のマウンドに立つ)
―故障も乗り越えたと聞きました。
入学してしばらくは肩を故障し、できる練習をしてチャンスが来るのを待ちました。周りのレベルが高いので、自然とそのレベルを目指すことが基準になっていました。故障が治った2年時の11月の新人戦で、自分の中で手応えを感じる投球ができ、いけると思うようになりました。
(リーグ戦ではエース番号を背負い活躍)
―3年時は主力になり、4年春のリーグ戦はエースとして活躍し優勝まであと一歩でした。
正直、今年の春先はあまり調子が悪くなかったですが、後半に向けて徐々に調子も上がり、優勝まで後一歩でした。最後は優勝を懸けた一戦で相手の明治大が勝ち、優勝して喜ぶ光景を見て、悔しさしかなかったです。
―春のリーグ戦後、実績を評価されて大学日本代表に選ばれました。
オランダで開かれた国際大会「ハーレムベースボールウイーク2022」に参加してきました。球場の雰囲気とかがすごく気に入りました。観客は試合の盛り上げ方がうまいというか、反応がいいんです。試合のテンポも自分には合っているなと感じました。マウンドでは比較的自分の時間を使って投球できる感じで、いい経験ができました。
(日の丸を背負い米国代表を相手に力投する荘司さん)
―メジャーのドラフト上位候補が名を連ねた米国戦(初戦は先発し3回無失点。2度目の対戦は2回途中まで投げ1失点)での登板はどうでしたか。
アメリカ代表はやはり振りの鋭さ、打球の速さ、パワーがすごかった。でも丁寧に投げていけば、それなりに打ち取れることも分かりました。それと、周りの日本代表メンバーと一緒になれたのが良かった。立ち振る舞いやプレーを見るだけで勉強になりました。自分自身は国際大会のような大きな舞台で、どう準備していったらいいかなどを体験でき、貴重な機会になりました。(結果は1位オランダ、2位キュラソー、3位米国、日本は4位でした)
(ピンチでマウンドに集まる荘司さんら日本代表の選手たち)
―9月10日からいよいよ秋のリーグ戦が始まります。
大学生活では最後となる秋のリーグ戦は、まずは自分が投げる試合は全部勝つことが目標です。相手打線も研究してくると思うので、春のようにはいかないと思いますが、その中でチームに勢いを与える投球ができたらと思います。
―荘司さんにとって新潟はどんな場所ですか。
新潟はどんな時でも自分を受け入れてくれる場所です。家族や友人がいて、落ち着けますね。新潟を離れて、時には戻りたいなと思う時があります。帰れる地元があるということが、自分にとって大きな支えになっています。
―最後に同世代や後輩へのメッセージをお願いします。
後輩や同年代の若い人たちには、自分のやりたいことをとことんやってほしいと思います。自分のなりたいことができる時間は今しかない。自分の思いに正直に、何でも挑戦してほしい。あとで後悔しないように。
2024.09.11 JOIN
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