まじわる
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―お客様の客層はどのようなものですか?
今井さん:客層は本当にバラバラです。学生が勉強に訪れることもあればカップルがデートに来たりご年配の方が来たり。仕事終わりの社会人の方が来ることもあります。様々な層の方が交わる場所を形成しています。
―喫茶に小中学生が来るというのはなかなか珍しいですね。
今井さん:この辺りは学校が多い地区なんです。小学生は店の近くに小学校があるため、その道すがらに寄るみたいです。中学生もたまに勉強しに来ますね。
―喫茶×図書館の着想のきっかけは何ですか?
今井さん:本とコーヒーの相性っていいじゃないですか。本を読みながらコーヒーを楽しみ、ゆっくり出来る空間を作りたいと思い、2つを組み合わせました。
お店からのサービスでりんごジュースとコーヒーを頂きました。一同大喜びです。
―「ありがとうございます!」「かわいい!」「オシャレ!」「美味しそう!」
今井さん:皆さんぜひ召し上がって下さい。ちなみにコーヒーは私達が設計した柏崎にある「ハコニワ」という複合商業施設に入っている焙煎スタンドで焙煎したものを使っています。
<コーヒー、グラスもお洒落でした>
―では喫茶の人気メニューを教えて下さい。
今井さん:1番出るのはスイーツの「けんちくプリン」ですね。
―どうして「けんちくプリン」という名前なのですか?
今井さん:語呂が可愛いので…。建築図書館の中でやっている喫茶が出すプリンなら「けんちくプリン」かなと。
<けんちくプリン、これぞ喫茶店という感じの少し固めのプリンです>
―なるほど。では今井さんオススメのトーストは何ですか?
今井さん:僕はハチミツとゴルゴンゾーラが好きですね。
<今井さんおすすめの蜂蜜とゴルゴンゾーラのトースト>
―新型ウイルス禍で飲食業界は打撃を受けたと思うのですが、なぜウイルス禍に喫茶を始めたのですか?
今井さん:新型ウイルスで家にこもったり、職場と家を往復するだけになっていたりする方に、逃げ場所を用意したいと思って設計事務所を解放したこともあり、喫茶も同じ様な思いで作りました。ウイルス禍だからこそ喫茶を始めたんです。
―今後どのような方に来店して欲しいですか?
今井さん:ここは街の中心から少し離れた地域です。そんな場所でも、遠くから足を運んで下さる方が沢山いて驚いています。一方で地域の方々への周知はあまり図れていないので、今後はご近所の方がふらっと立ち寄れる場所にもなれるよう努めていきたいです。
―今後の展望、あるいは続けていきたいことを教えて下さい。
今井さん:そうですね。これまで通り様々な世代の方々が自由にこの場所を使い続けられるよう環境の整備に気をつかっていきたいです。新しいことをドンドンやりたいというよりは、今あるものを継続していきたいです。その中で少しずつアップデートしていけたらと思います。新しいことについてはさまざまなイベントを開催してくれるオーナーさん方にも期待ですね。
取材後にはランチを頂きました。どれも美味しそうで、しばらくメニューに頭を悩ませる一同。そんな私たちの様子を少しだけご紹介します。
「折角だから皆で異なるものを頼みたいですよね…。」
「海苔とマスカルポーネのトーストがある…!」
<トーストはハムエッグ、蜂蜜とゴルゴンゾーラ、海苔とマスカルポーネ、ガーリックシュリンプの4種類>
見た目良し、味良し、香り良しでどれも筆舌に尽くしがたい程美味しかったです!
「コーヒー凄くいっぱいある!ゲイシャ…?」
「すごい!メニューにコーヒーの酸味と苦味の度合いが書いてあって親切です。」
<コーヒーメニューを片手に>
「建築を身近に」という思いから始まった異人池建築図書館喫茶店。その名の通り、誰もが利用しやすいほっと一息つける場所でした。様々な人、そして思いが交わる場所。ぜひ一度足を運んでみてください!
<どっぺり坂で記念撮影!>
■異人池建築図書館喫茶店
住所:〒951-8104 新潟県新潟市中央区西大畑町591-1異人池ハウス2F
車でお越しの方は近くのコインパーキングをご利用ください
Mail:ijinikelibrary203@gmail.com
instagram:https://instagram.com/ijinike_library?igshid=YmMyMTA2M2Y=
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