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2025.04.16
JR東日本は8日、顔認証技術を活用した改札機の実証実験を今秋から来年春に上越新幹線の新潟、長岡の両駅で行うと発表した。導入は同社で初。改札機通過の利便性向上が目的で、今後10年以内に手ぶらで通過できる改札の実現を目指す。
【写真】新潟駅に設置する顔認証改札機のイメージ(JR東日本提供)
改札機に取り付けたカメラが顔を認識すると通過でき、精度などを検証する。ICカードタイプの新幹線定期券の利用者を対象に実施。事前に顔写真のデータを登録し、新潟、長岡の両駅での入出場はどちらも顔認証改札機を通過する必要がある。夏頃にモニター参加者を募集する予定だ。
顔認証改札機は大きな荷物を持つ人やベビーカーを押す人など両手がふさがっている人が使いやすいという利点がある。
新潟駅の新幹線東改札では既設の改札機1台の上部に顔認証用の機器を設置する。長岡駅の新幹線改札には新設の機器1台を置く。
長岡駅に設置する顔認証改札機のイメージ(JR東日本提供)