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2025.06.24
エコな水素とアンモニア製造し発電 ＩＮＰＥＸが柏崎市の施設で試運転開始
鮭プロジェクト事務局
資源開発大手ＩＮＰＥＸ（東京）は、二酸化炭素（ＣＯ２）排出が実質ゼロの「ブルー水素」「ブルーアンモニア」を製造し発電などに利用する柏崎市の実証試験設備で、燃料の天然ガスを使った試運転を始めた。今秋の運転開始を目指す。実証試験設備は、燃焼時にＣＯ２が発生しない水素とアンモニアの製造から利用までを一貫して行う国内初の取り組み。柏崎市平井の約１万９千平方メートルの敷地で、２０２３年７月に着工した。ＩＮＰＥＸによると、試運転は２日に開始。天然ガスを設備に引き入れ、水素製造装置に水蒸気を供給するボイラーなど機器の動作を確認する。今夏以降には、水素とアンモニアを製造する設備の試運転を行う。
【写真】ＩＮＰＥＸが試運転を始めたブルー水素・アンモニア製造の実証試験設備＝柏崎市（ＩＮＰＥＸ提供）
