ニュース
NEWS
NEWS
2025.06.24
一定の要件を満たせば免許不要で運転できる電動キックボードなどの「特定小型原動機付き自転車」が、県内でじわりと普及している。県警によると、県内の2024年末の登録台数は257台と、23年末から3倍以上増加した。
【写真】一定の要件を満たした、電動キックボードなどの特定小型原動機付き自転車=新潟市西区
「特定小型」は23年7月に導入された新しい分類で、車体の大きさや最高速度制限といった一定の条件を満たす電動キックボードなどが当てはまる。16歳以上は免許不要で公道を走行できる。
新潟市西区の新潟大学前にあるバイク販売店「ブライトン キャンパス店」では特定小型の登場後すぐに取り扱いを開始した。飯田浩徳店長は、排ガス規制の流れもあることから「電動の乗り物には伸びしろがある。手軽さが売りで間口も広い。認知度が上がれば、もっと利用は増えるだろう」とみる。
一方、県内ではルールを守らない違反者の摘発例も出てきている。県警は本年度、ルールの周知などを強化する目的で「小型モビリティ係」を新設。さまざまな手段で広報していく考えだ。