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2025.09.03
第四北越銀行(新潟市中央区)と大光銀行(長岡市)は、2026年3月末で手形帳と小切手帳の新規発行受付を終了する。政府などが推進する手形や小切手の電子化に対応。取引先には、インターネットバンキングや、電子記録債権(でんさい)といったデジタルサービスへの移行を支援する。
【写真】第四北越銀行本店=新潟市中央区(左)と大光銀行本店=長岡市
保有している手形や小切手は26年4月以降も利用できる。未使用の手形や小切手の買い戻しは行わない。27年3月末で手形や小切手の代金取立受付なども終了する。
手形や小切手は長年の商習慣となっているが、電子決済に切り替えると、支払い側は手形や小切手を作成する事務作業の負担などがなくなる。受け取り側は期日内に金融機関へ持ち込む手間が省けるといったメリットが見込まれる。
第四北越銀は「デジタル化の普及、促進を通じて、お客さまの業務効率化による生産性向上などを実現し、紙の削減による環境負荷低減にも努めていく」としている。