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2025.09.03
新潟労働局は8月29日、小千谷市に工場を持つパワー半導体受託生産のJSファンダリ(東京)の破産による10月までの解雇者が、532人になると発表した。一方、解雇者の受け入れを可能としている企業が8月8日時点で324社あるとし、労働局は解雇者支援を進める。
【写真】JSファンダリの新潟工場=7月、小千谷市
JSファンダリは7月14日に破産申請し、新潟労働局によると、467人が即日解雇された。残務処理などに携わっている人員含め、10月までに計532人の解雇者が発生する。50歳代が半数を占め、97%が正社員。居住地は長岡市が239人、小千谷市が198人で、2市で全体の8割超を占める。
新潟労働局はすでに県内各地で合同企業説明会を実施した。福岡洋志局長は「多くの企業から受け入れの声が上がった。再就職支援について全力で取り組んでいきたい」と語った。