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2025.11.26

新潟大生が開発♪ 佐渡産コシヒカリ使用の「パックご飯」

鮭プロジェクト事務局

 新潟大学の学生がコメの自給率向上などを目的に開発したパックご飯「佐渡・上横山産こしひかり」が新潟市内の直売所などで販売されている。学生の“推しご飯”を商品化したのが特徴で、原料には佐渡市上横山で「地域との共生」を掲げて稲作に取り組む伊藤春雄さん(58)のコシヒカリを使用。学生は「伊藤さんの人柄や熱意を知ってもらい、多くの人に手に取ってほしい」と願う。
【写真】完成したパックご飯を手にポーズを決める伊藤春雄さん(後列左から2人目)と学生ら=新潟市

 

パックご飯は、県から依頼を受けた食糧自給率向上に関する研究の一環。学生は、パックご飯では珍しい産地・生産者限定の商品を計画し、研究に協力する農業関連商社冨山(新潟市北区)の紹介で伊藤さんと出会った。

 

佐渡市を訪ねて伊藤さんの実践や地域活性化への思いを聞いた学生は、伊藤さんの写真やメッセージをあしらったパッケージを考案。コメの銘柄だけでなく、生産者の人柄でも商品を選んでもらえるようにした。

 

伊藤春雄さんの写真やメッセージが目を引く「佐渡・上横山産こしひかり」の3食セット

パックご飯は7万5千食を用意。1食230円、3食セット638円(いずれも税別)。冨山が運営する「ピカリ産直市場お冨さん」(新潟市中央区)や都内の百貨店などで販売している。

詳細記事は新潟日報デジタルプラス

 

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