はたらく

WORK

2024.08.01

新潟県庁① 新潟県庁の仕事とは?

くもりのちはれ。
皆さんは県庁の仕事についてどんなイメージを持っていますか?事務っぽい仕事?お堅い仕事?などなど…
今回の「はたらく」ではチーム「くもりのちはれ。」が新潟県庁の小島健太郎さんにお話を伺ってきました。

 

今回、取材に応じてくださったのは小島健太郎さん、36歳。新潟県村上市で生まれ育ち、大学時代を東京で過ごす。新潟を元気にしたいという想いから、Uターンをして新潟県職員として働くことを決めたそうです。

 

 

―県庁では幅広い職種があると聞きましたが何種類くらいの職種がありますか?

 

小島さん:職種は20種類以上です。それぞれの分野で政策の企画立案やさまざまな法令上の手続きなどを行っています。その他にも、プロフェッショナルとしてその分野の専門職が多くいます。例えば総合土木です。道路や河川などのインフラ整備を行う時に、工事の設計や積算を行い、工事業者に発注して作り上げていきます。また、福祉行政は、児童相談所や保健所で支援を担う職です。規模が大きい県庁だからこそたくさんの専門職種があります。

 

 

たくさんの職種が…!

 

―本当に幅広く、専門職も数多くあるのですね。

 

―新潟市中央区にある県庁舎以外の場所で働いている職員の方も多いですか?

 

小島さん:県庁では、県内各地に地域振興局という出先機関があります。県内に12箇所あり、職員が県民と近い距離で行政サービスを展開しています。例えば、お祭りやイベントを企画して地域を盛り上げる仕事や、税金の賦課・徴収といったことを行っています。

 

 

地域ごとに密接した振興局があって、とても心強いですね…!

 

―さまざまな職種について教えていただきました。その中で県庁職員としての働きがいや魅力はなんですか?

 

小島さん:職員それぞれの思いはありますが、新潟の社会を支えている、社会を形作っていくという使命感は、県庁職員はみんな持っていると思います。県庁には、県民が生活する上で関わっていない分野は殆どないくらい、いろいろな仕事があります。そういった意味で社会を支える、県民の生活を支えていくという使命感はみんなが持ちながら仕事をしているのかなと思っています。僕ら採用担当は、「県職員はプロフェッショナルであり、ジェネラリストだ。」とPRしています。

 

―「プロフェッショナルであり、ジェネラリスト」…ですか!

 

小島さん:「プロフェッショナル」とは、1つの分野の業務を多人数で専門性高くやっていくことを指し、「ジェネラリスト」とはいろいろな分野の仕事を経験していくことを指しています。プロフェッショナルであり、ジェネラリストだというところは県職員ならではだと思います。

 

新潟に関わる、あらゆる部分がカバーされていますね…!

 

 

―県庁で働く方々や職場の雰囲気について教えてください。

 

小島さん:これも職場が本当にたくさんあるので、一概には言えませんが、今年の新採用職員に聞くと、「思ったより堅苦しくない」という声が聞こえてきました。上下の関係というのは確かにありますが、割と先輩や上司ともフレンドリーに接することができているのだと思います。あまり近すぎるとかえって嫌だという職員もいて、そういう意味では職員数が多くて、適度な距離感を保ちつつ、和やかな雰囲気で働くことができているのではないかなと。

 

また、若いうちからいろいろなことに挑戦してほしい、という雰囲気もあります。私自身の経験でも「自分で工夫してごらん」とか「気づいたことがあったら意見を出してね」と声を掛けてもらえていたので、やりたいことにどんどんチャレンジできる雰囲気はあると思っています。

 

―どんな学生と働きたいと考えていますか?

 

小島さん:仕事していくと新しい課題が次々に出てきます。それらにきちんと向き合っていけることは大事かなと思います。新しい課題は、過去の仕事の事例から答えを見つけ出すことが難しいものもあります。チャレンジ精神があり、自分は何をすべきかというのをしっかりと主体的に考えることのできる方が来てくれると心強いなあと思っています。

人事異動もあるので新しい仕事や環境に前向きになれる人の方が県職員を楽しめるかなと思います。

 

―現状に向き合って新しいことをやっていくということも大事ですね。

 

今回は新潟県庁の仕事を中心にお伺いしました。

次回は小島さんについて深掘りしていきたいと思います!

■新潟県庁舎

住所:新潟県新潟市中央区新光町4-1

電話:025-285-5511

HP :https://www.pref.niigata.lg.jp/

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