はたらく
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―職員が共通して感じている新潟県の課題や発信していきたい魅力はありますか?
小島さん:一番の課題は人口減少です。特に若い世代が減っています。出生数が減っているし、県外の大学などに進学をしたまま就職して戻ってこない社会人もいます。人がいなければ社会の活力も減っていくので、一番大きな課題です。新潟県の将来像として、「安全、安心して暮らせる」「産業や観光、人の交流などを盛り上げ、活力を生む」「一人ひとりが成長し活躍できる」の3つがあります。どれが欠けても人口減少には太刀打ちできません。
今、新潟県は「住んでよし訪れてよしの新潟」というのを基本理念に挙げています。新潟の魅力とか新潟らしさを県内外に発信していこうとキャッチフレーズに掲げています。
皆さんはどう思いますか?新潟の良さって…?
―都市なんだけど自然豊か、一つの県の中で都市と自然がうまく共存していて住みやすく暮らしやすいところだなと思っています。
小島さん:おっしゃる通りだと思います。個人的にはハードもソフトも充実していると思います。ハード面では首都圏からのアクセスが良く、高速も通っていて、今年は新潟駅もリニューアルされ拠点性が高まりました。1月には新潟空港を拠点とする航空会社「トキエア」が就航し、北海道や仙台まで新たな空路ができましたし、新潟港はクルーズ船の寄港や物流拠点になっています。ハード面が充実していて、暮らす上でも産業を行う上でも有利な点が多いのかなと思っています。
ソフトでは、訪れる価値のある場所が各地にあって、住んでいる人にも誇りになっているはずです。新潟というと「食」でまとめられ、そのイメージだけになりがちですが、ポテンシャルとしてはまだいろいろな魅力が眠っているんじゃないかと思っていて、ソフトの部分も充実しているのではないかなと思っています。
3回に渡り新潟県庁についてお届けしました。
県職員は新潟県のために仕事をしているものの、皆さんにとってはなかなかイメージがつきにくかったのではないでしょうか。
小島さんが大切にされている「チャレンジする姿勢」は、私たち学生も大切にしたい視点ですね!
県職員の小島さん、お忙しい中取材をお受けいただきありがとうございました。
■新潟県庁舎
住所:新潟県新潟市中央区新光町4-1
電話:025-285-5511
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