はたらく
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ツアー第一弾となった8月20日【新発田・新潟コース】の2社目はナミックス株式会社(新潟市北区)を訪問しました。
ナミックスは半導体部品や受動部品用の絶縁材料や導電材料を作っています。同社製品はパソコンやスマホ、車、冷蔵庫など需要は多岐に渡り、担当者は「需要に合わせて、受注も年々増加の傾向にある」と説明しました。
顧客の要望に応じたオーダーメードを得意としており、高い技術力が売り。従業員約700人のうち3割が研究者であり、売り上げに対する研究開発費比率も高く、未来への投資を重視しているそうです。
結果的に国内のみならず世界で高いシェアを誇り、計5品種はシェアトップ。売り上げの80%が海外となっており、海外拠点は12か所です。「世界的な高いシェアが、技術力、対応力の証。海外勤務ができる可能性もある」としました。
工場の見学では担当者が作業の一つ一つを説明。「製品はオーダーメードなので、(大量生産するための)ライン工程はない」と話しました。
社員が一息つける食堂やラウンジはいずれもおしゃれな内装で、学生からは「本当のカフェみたい」との感想も。食堂では無料の昼食が提供されるそうで、今回迎えてくれた社員は口をそろえて「おいしい」と話していました。
ナミックスでは販売先の多くが海外ですが、企業理念にある「相互繁栄」を重視し、新潟の人たちとの関係性をつくるために、地域貢献に力を入れているそうです。社員だけでなく地域住民も使える事業所内保育園の設置やJ1アルビレックス新潟のスポンサーといった貢献事業に関する展示も社内に設けられていました。
座談会には地元に戻るUターン、県外から移住したIターンで入社した社員らが参加しました。「社内には海外赴任のないグループもあり、地元に腰を据えて働きたいと県外から転職した」「新型コロナウイルス禍があり、人が多すぎる東京から、家族で安心安全に暮らせる新潟に来た」などと来県したきっかけを語りました。
学生からの「学生のうちにやっておくべきことは」との問いには、「英語を勉強しておけばよかったかな」と社員。英語でのやり取りが多いというが、「会社に英語習得の制度が整っており、(勤務として)残業時間に組み込む形で学べる」としました。
2024.11.15 WORK
2024.11.08 WORK
2024.10.30 WORK