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2025.10.07

機械警備で安全・安心を提供【新潟・上越コース】セコム上信越株式会社

鮭プロジェクト事務局
夏休みを活用して就職活動の準備を始めてもらおうと、新潟県外の大学などに通う1、2年生を対象にした企業見学バスツアーが行われました。ツアーは新潟県が主催し、今年で4回目。にいがた鮭プロジェクト事務局が企画・運営を担当しています。8月と9月に計3回実施し、合わせて9社を訪問しました。参加した学生たちは、さまざまな業種・職種の若手社員と交流し、仕事の裏側や魅力について質問していました。仕事の裏側や働く面白さに触れ、将来へのヒントをつかんでいました。個性あふれる見学ツアーの様子を、企業ごとに紹介します。

第1弾(8月19日)の2社目の訪問先は、新潟・群馬・長野県で家庭や企業の警備事業などを展開する「セコム上信越株式会社」(本社:新潟市中央区)。センサーで不審者の侵入や火災などを感知すると警備員が駆け付ける、機械警備(オンラインセキュリティ)を中心に手掛け、地域密着で「安全・安心」を提供しています。

バスを降りて正面玄関を入ると、広々としたロビーがあります。

 

■異常感知、専門スタッフ(ビートエンジニア)が対応

 

まずは、警備業界の現状や機械警備の仕組みについて教えてもらいました。

 

警視庁のデータによると、国内には1万社以上の警備会社があり、警備員は約58万人もいます。さまざまな警備業務がある中、セコム上信越では主に機械警備を手掛けています。家庭やオフィスなどに設置された防犯センサーが異常を感知すると、コントロールセンターが指示を出し、セキュリティの専門スタッフ(ビートエンジニア)が駆け付けます。各種センサーが正しく作動するように、保守点検を行うのも大切な仕事です。

 

 

セコム上信越の設立は1967(昭和42)年で、従業員数は960人。防犯・火災などの異常を感知した際に、緊急対処で駆け付けるビートエンジニア(BE)をはじめ、営業部門や保守サービス・管理部門などさまざまな部署が協力して業務にあたっています。同社人財採用部の担当者は「人の役に立ちたい、地域社会に貢献したい。私たちはそんな思いで、社会の基礎としてインフラ(暮らしを支える基盤)を提供しています」と話してくれました。

 

 

■社員のスキルアップを後押し

 

社員・内定者の多様なスキルアップを後押しする通信教育(セコムセルフラーニング)の受講料補助や奨学金返還支援制度などの支援も充実しています。

 

Uターン経験がある若手社員との交流会では、新潟に戻ろうと思ったきっかけや入社の決め手、仕事の魅力についての質問が出ました。

 

社員の皆さんは「営業職をやってみたいと考えていて、(警備業は)なくならない職種だと考えたから」「小さいころから警察官に憧れていた。インターンシップも経験して、(警察の仕事と)同じ方向を向きながら自分に合った働き方ができると思った」と話していました。

 

■セキュリティの「心臓部」

 

防犯・火災などの異常を感知した際に緊急対処の指示を行う「コントロールセンター」も見学しました。オンラインセキュリティシステムでは、ご契約先に、防犯、火災などを感知するセンサーを設置し、コントロールセンターと通信回線で結びます。コントロールセンターではベテランスタッフが24時間体制で監視し、急行の指示や必要に応じて警察・消防への通報を行います。

 

普段は入ることができないセキュリティの「心臓部」。学生たちは真剣な表情で社員の説明を聞いていました。

 

社内見学の1コマ、社員の子どもが働くセコムの社員をイメージして描いたイラストが飾られていました。警備スタッフが住民と手をつなぐ姿などが描かれた心温まる作品がずらり。「セコムのパパはカッコイイ!」のコメントに、笑顔を見せる学生もいました。

 

ご協力いただいた社員の皆様

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