はたらく
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1548年に創業し、約470年の歴史を持つ吉乃川は、「米・水・雪・技」の4つを必要とし、大型仕込みによって酒造しています。吉乃川は長岡の摂田屋地区に位置しています。摂田屋には多くの酒造会社があります。品質の良い水が取れ、長岡空襲の被害を受けていないことが大きな理由とされています。特に長岡は盆地であり、冬には山々に多くの雪が積ります。そのため、綺麗な雪解け水が豊富にあり、品質の良い水が採取できます。
(酒ミュージアム「醸蔵」の館内)
近年吉乃川は、大きな転機を迎えています。現在、敷地内に大きな建物に「醸蔵」という酒ミュージアムがありますが、これは数年前に築100年の建物を改築して作られたとのこと。地域の方に身近に酒造というものを知ってもらい、関係づくりのきっかけになるようにというコンセプトによるものだそうです。また、新たな取り組みとしてクラフトビールの製造があります。ビールは日本の中で1番飲酒人口が多いお酒です。そのため、ビールを入口にして吉乃川の本来である、日本酒を知ってもらおうという考えから、クラフトビール製造を始めました。
(ビール醸造の様子)
吉乃川は470年の歴史を持っているため、食生活に応じたお酒への変化も遂げています。新潟の多くの日本酒は辛口のものが多いですが、現在の食事に合わせて甘口でコクのある日本酒も作られています。
吉乃川の蔵元である川上さんは「日本酒の良さを変えないために、変わっていく」と最後に述べていました。また、「変えないためには新潟を見ていく必要性がある」とも話していました。
(左:経営戦略部の横本さん、右:蔵元の川上さん)
今回伺ったことで、“カヨイ“というお酒があることを知りました。(カヨイは吉乃川の特別なお酒を、おしゃれなステンレスの専用ボトルでお客様にお届けし、飲み終えた後はボトルを返送することで”おかわり”ができるサービス。詳しくはhttps://sake-yoshinogawa.shop/view/page/kayoi)いつでもどこでも吉乃川のお酒が飲めることはすごく大きいことなのかなと思いました。新潟県から個人を通じてカヨイでお酒が広まることもあるのかなと感じました。ぜひ今度、両親に二十歳の感謝を込めて渡したいと思いました。(髙橋真美)
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