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はたらく

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2023.01.21

株式会社スタイルアーツ①|学生起業家/芝田龍正さん
チームじょんのび
近年、注目が集まる学生の起業。県内でも起業支援をしているさまざまな機関や補助金の制度もあるようです。今回は、長岡技術科学大学・大学院で研究をしながら、2022年2月に株式会社スタイルアーツを起業され、CEOとして活躍されている芝田龍正さんに、チームじょんのびの五十嵐・金澤・星野が「はたらく」ことについてお話を伺いました!

<会社概要>

 

株式会社スタイルアーツ(本社:長岡市)は、Web制作などを行うクリエイティブ企業です。「クリエイティブで挑戦を生む」 をミッションに、デザイン、マーケティングコミュニケーションシステムを融合したクリエイティブなサービスを提供し、集客・採用活動のためのWebデザインから業務効率化システムの設計開発、販促まで一気通貫でサポートしています。

 

 

―最初に、芝田さんのこれまでの経歴を教えてください。

 

芝田さん:北海道出身で、中学校時代からPCに興味があり、苫小牧工業高等専門学校の情報系の学科に通っていました。大学では経営を学びたかったので、理工系で経営と情報を学ぶことができる長岡技術科学大学に学部3年時編入という形で進学し、現在4年目、大学院修士課程の2年生です。

 

 

―高専時代にも起業されていたと伺いました。

 

芝田さん:スタイルアーツを起業する前にも、高専時代に個人事業主という形でWebデザインをやっていました。もともと起業にも興味があったのですが、研究者になりたいとも思い、大学進学も考えていました。どちらにしようか悩んでいたときに、筑波大学の落合陽一先生の本を読みました。そこで大学で准教授として研究しながら自身の会社の経営もされているということを知り、やりたいことを全部やれば良いのだなと思い、今に至っています。

 

 

―起業するうえでの苦労などあれば教えてください。

 

芝田さん:スタイルアーツの前に、大学4年生のときにもう1社起業していて、Web制作とパーソナルジムの会社がありました。売上自体は順調だったのですが、経営を知らなかったという点で、お金の動きや人のマネジメントなどの知識が不足していました。結果、私と社会人2人の計3人で起業したのですが、経営がうまくいかずに、それぞれ独立することになりました。今でも交流はありますよ(笑)。その経験があってスタイルアーツはうまくいっていると思います。

 

 

― 一緒に起業された社会人との出会いは?

 

芝田さん:長岡に来た年に、上越で筋トレユーチューバーをやられている山澤礼明さん(登録者77万人!山澤礼明「筋肉チャンネル」https://www.youtube.com/channel/UCuhPVNbY5AATKsU5RSEhbCQ)との出会いがありました。山澤さんは北海道にいた時から知っていたのですが、マーケティングに興味があり、新潟にいったら是非会いたいと思っていました。インスタDMでマーケティングやらせてください!と送ってみたら、面白いから1回来てみて!という話をいただき、会いに行きました。その時に好きなボディビルダーの話で盛り上がり、そこで1年間働かせてもらうことになったのです。そこで出会った仲間と起業することになりました。

 

 

― 「Web制作」と「パーソナルジム」、組み合わせが結びつかないのですが…。

 

芝田さん:もともとはパーソナルジムをやろうということでスタートしたのですが、自分たちの強みは動画編集や撮影、Webサイト作ること!ということもあり、Web制作を始めました。そうしたらジムのホームページを作ってほしいという仕事などが順調に来たんです。

 

今もパーソナルジムをやっているのですが、スタイルアーツとは別に個人事業主として行っています。どちらの事業も私のなかでは同じで、課題を解決するという目的でやっています。スタイルアーツは企業や行政の課題をデザインやシステムで解決する会社。パーソナルジムは、お客さんの「もっとモテたい」とか「このスポーツの成果を伸ばしたい」という課題を体作りで解決する。どちらの事業も手段が違うだけで課題を解決するという目的で行っています。

 

〈日本体育大学教授でボディビルダーの岡田隆さん(骨格筋評論家 バズーカ岡田さんとしても著名!)(写真:中央)もジムに遊びに来てくれたそうです!〉

 

 

―スタイルアーツについて詳しく教えてください。

 

芝田さん:スタイルアーツは起業しようと思ってから2か月後に立ち上げました。規模を大きくして会社にすることで、今までよりもより多くの人の役に立つのでは―。との思いでした。最初に立ち上げたときは私含め3人だったのですが、ほかの2人も一緒にやってくれると言ってくれたので心強かったです。

 

今は、常時6人のメンバーと、業務委託などで計10人くらいの人からプロジェクトごとに参加してもらっています。そのうち学生は2~3人で、その他の方は社会人や副業で入ってくれている方などもいます。長岡の人だけではなく、むしろ東京で活動してくれている人が多いです。大学4年生の時に東京でマーケティングスクールに通っていたのですが、そこで出会った人や紹介していただいた方と一緒にやっています。

 

最初はWebサイトの発注が多かったのですが、今はWebアプリを作ったり、学生と企業のマッチング事業などを行ったりしています。今は単にサイトを作ってほしいという仕事はしていなくて、例えば飲食店であれば、こういう層に来てほしいなどの課題を聞きながら一緒にデザインやシステム開発をしていくという仕事を重視しています。

 

〈スタイルアーツさんが手がけたサイト実績の一例です。どれもかっこいいデザイン!〉

 

 

―学生と企業のマッチングとはどのような事業ですか。

 

芝田さん:学生とインターンシップのマッチング事業を行っています。株式会社KUNO(https://kuno-corp.com/)さんとの共同事業なのですが、NAGAOKA WORKER協議会(https://nagaoka-worker.jp/)で同社の佐藤傑社長(長岡市出身)と出会ったことがきっかけで共同で事業を行うことになりました。

 

それから、開発中なのですが留学生と企業をマッチングするシステムも構築しています。長岡に残りたい留学生は意外と多く、企業も英語を話せる留学生を求めているんです。ですが、採用する企業側が英語を話すのが難しかったり、Webサイトを英語にするのもかなりの負担がかかるので、そういったところをスムーズにできるようにしたいと思っています。こちらもKUNOさんと同じくNAGAOKA WORKER協議会の会員である株式会社アイビーシステム(https://www.ib-system.co.jp/)さんと株式会社アイビースタッフさんとの共同事業です。いずれの事業も長岡市にも協力をいただきながら構築していています。

 

 

―長岡市は起業支援などに力を入れている印象があるのですが。いかがですか?

 

芝田さん:長岡市は起業しやすい環境にあると思います。起業するにあたっての講座など東京では席が半年待ちのところも多いのですが、長岡市では比較的容易に参加できます。企業とのコミュニケーションが取りやすいという点でも長岡はとても良いと思います。特にCLIP長岡(https://www.kigyousien.or.jp/)さんにはたくさん起業・経営の相談に乗っていただきましたし、長岡市商工部の皆様にもたくさん協力していただいたおかげで今のスタイルアーツがあるので、長岡市で起業して良かったと思っています。

 

 

― オンラインシステムも普及し、地方でも仕事がしやすい環境になっていると思いますが、いかがですか?

 

芝田さん:Web制作については場所を選ばずどこでも仕事ができるのですが、システム開発とか規模が大きくなると、オンラインだけでは齟齬(そご)が生まれやすいと思っていて、信頼関係を築くには対面での打ち合わせが大事だと思っています。特に地方のお客さんほど対面での打ち合わせが大切だと思います。

 

〈マルチな活動をされている芝田さんの1週間に密着してみたいです!〉

 

 

―今回は「はたらく」というテーマですが、芝田さんにとって「はたらく」とは?

 

芝田さん:人の役に立ってその対価としてお金をもらうこと。そしてその行為をどのポジショニングでやるかってことですかね。手段っていっぱいあるじゃないですか。その中で自分ができることや得意なこと、人から求められることをしていくっていうことですね。

 

 

 

シリーズ「はたらく」株式会社スタイルアーツさんの第1回連載は、学生起業家としての芝田龍正さんの経歴と「はたらく」ことへの思いをお伺しました。次回連載は芝田さんの大学院での研究やパーソナルな部分までご紹介します。お楽しみに!

■株式会社スタイルアーツ

住所:〒940-0062 新潟県長岡市大手通2-2-6

メールアドレス:info@style-arts.jp

HP: https://style-arts.jp/

 

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