はたらく
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インプレッシヴは2006年創業。地域に根ざしたIT企業として、ソフトウエア受託開発やホームページ制作などを幅広く行っています。佐藤潤一社長に受賞の喜びや働きやすい職場づくりなどについてうかがいました。
―まずは受賞を受けてのお気持ちをお聞かせください。
佐藤社長:10年ほど前から、働きやすい職場づくりに取り組み、直近では年次有給休暇とは別に年5日の「子育て休暇」など独自の休暇制度を創設し、新型ウイルス感染拡大後はリモートワークを積極的に進めるなど、社員の声や要望を聞きながら、働きやすい職場づくりに向けた様々な取り組みを進めてきたことが評価されたと受け止めています。受賞は素直にうれしいです。
―これまでも子育てサポートでさまざまな取り組みを行っています。
佐藤社長:厚生労働大臣が子育て支援に積極的に取り組む企業を認定する「くるみん」をはじめ、県の「ハッピーパートナー企業(新潟県男女協同参画推進企業)」にも登録。ハッピーパートナー企業のうち特に仕事と子育ての両立支援に積極的に取り組む企業に対する「子育て応援プラス認定」も受けています。
―より柔軟な働き方も積極的に推進しているそうですね。
佐藤社長:新型ウイルス感染拡大後は在宅勤務を推奨し、在宅勤務手当も導入しました。その結果、通勤時間などにとらわれない時間を有効に使える働き方ができるようになりました。「リモートワークでコミュニケーションが図りづらい」といった課題には、定期的に集まる機会を作るなどして、仕事の効率や生産性を高める工夫をしています。
―佐藤社長が考える「いい会社」「いい働き方」とは何ですか。
佐藤社長:社員には「Work in Life(ワークインライフ)」という考えを基本理念として掲げています。ライフ(人生)を構成する要素の一つにワーク(仕事)があるという考えです。人は仕事を通じて成長します。そのためには「いい働き方」ができる環境が必要です。仕事は人生の中で多くの時間を占めますが、社員には仕事以外にも、家庭や地域社会、友人などとの関わりを通じてより豊かな人生を送ってほしい。そして、みんなが仕事を通じて成長できる、そんな会社を一緒に作っていきたいと常に考えています。
佐藤社長に続いて、同社で働く女性社員の平方裕子さんから話をうかがいました。
―まずは簡単なプロフィールを教えてください
平方さん:大学進学で一度新潟を離れ、そのまま県外のIT企業に就職しました。転職を経て新潟に戻ってきましたが、インプレッシヴで働いて約9年になります。今は小さい子ども2人の子育て中です。リモートワーク中心で、出社は仕事によって週1日か月1日程度。通勤時間がなくなり、その分を子どもと接する時間に充てられるのがとてもうれしいです。
―インプレッシヴはどんな会社ですか。
平方さん:これまで産休育休を2回取得しましたが、子育てにとても優しい会社だと感じています。加えて有給制度は1時間単位で取れるので、子どもが急に熱を出した時などはとても助かります。社員同士が助け合う社風があり、同僚がいつも助けてくれるので、私も助けようという気持ちにさせてくれます。そんな環境が仕事のモチベーションにもつながっています。
―今回の受賞をどう受け止めていますか。
平方さん:インプレッシヴは「会社が積極的に子育てを応援していこう」という力が働いている会社だと思います。おかげで、母としても、社会人としても、充実した日々を過ごせています。今回の受賞は、言葉だけでなく実際に働いている人を大切にしている会社が評価されたと思っています。
今回のキャンペーンでは、インプレッシヴのほかにも、それぞれ働きやすい職場づくりなどにつながる取り組みを進める企業や団体が表彰されました。
以下、受賞企業・団体を紹介します。
◆ハッピー・パートナー企業育休推進アワード(企業向け)
・優良賞 hakkai インプレッシヴ エム・エスオフィス
社会福祉法人見附福祉会 サカタ製作所 日伸設備
大平組 長岡計器 小柳建設
・わくわく賞 松井組 マルソー 大島電気 秀和建設
◆チーム対抗わくわくワークチャレンジ(労働者向け)
・ベストチャレンジ賞 第四北越銀行新発田支店DHBKしばた
・わくわく賞 コネクトArkailわくわくワーク!アークネイル
ウィザップ営業部 移動と残業時間を短縮し隊
エム・エスオフィスわくわく推進チーム
合同会社メロディ就労支援事業所メロディ レッツGOメロディ
第四北越銀行長岡本店営業部 長岡わくわく探検隊
キャンペーン・受賞企業の取り組み事例についてはこちら↓
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