はたらく

WORK

2023.06.15

古着屋RE:LATE①齋藤叶さん/岡田薫さん|初心者にも手に取りやすい古着屋

フラッペ
 シンプルなものから個性的なものまで人とは滅多に被らないであろう古着。そんな古着は今や10代、20代を中心に多くの人の手に取られています。新潟市中央区の古町は実は古着屋さんが多く集まる街で有名です。今回は、その一画に店舗を構えるRE:LATE(リレイト)(株式会社リファクト)の取締役の齋藤叶さんとイオンモール新発田店(新店舗)店長の岡田薫さんにお話を伺ってきました!
 現在、古町・長岡・新発田(2023年4/20オープン)に店舗を構えるRE:LATEさんは「初心者でも手に取りやすい古着を」という信念のもと、アルバイト含め総勢10名で運営をしています。
(取材時は新発田の店舗はオープン前だったので、オープン前のお話も伺ってきました。)

<プロフィール>

 

取締役 齋藤叶さん(26歳)

新潟市出身。大学在学中から様々な地域活動に参加し、自ら学生団体も立ち上げるなど活発に活動し、RE:LATEのオープンにも携わる。大学卒業後、2年間、東京で空間デザイナー(リフォームのプランニングなどを扱う)として働きながら、RE:LATEの運営にも関わる。現在はRE:LATEの他に、弥彦で人事コンサルや、東区でリフォームのプランニングのコンサルもこなしている。

 

イオンモール新発田店 店長 岡田薫さん(24歳)

三条市出身。出身地の三条を「ものづくりの「国」」というほどの大のものづくり好き。小さいころから将来はものづくりに携わりたいと思うようになり、生活の一番身近にある家具に惹かれ家具職人を目指す。岐阜に修行に行こうとしたものの新型ウイルスの影響で諦めることに。それでも諦めず、新潟の家具屋さんの元で家具職人として修業。その後、取締役の齋藤さんのお誘いを受けて、現在に至る。RE:LATE古町店の試着室やレジカウンター、テーブルは岡田さんの手作り!

 

―まず、お店を始めるに至った経緯について教えてください。

 

齋藤さん:学生時代にダイニングバーRE:RATEを立ち上げたことが始まりです。学生活動で出会った人たちと交流できる場所を創りたいという思いからバーをはじめたのですが、そこで古着屋も始めてみようということになり、今は古着屋のほうが大きくなったという感じです。新型ウイルス禍でバーをお休みしてからはずっと古着屋主体で続けています。

 

<「手に取りやすい古着を」をモットーに店内にはオシャレな多くの古着が>

 

―お店をやっていくなかでやりがいと苦労していることを教えてください。

 

岡田さん:今の古着屋は昔とは全く別物です。僕が古着を買い始めた中学3年生くらいの頃から古着といえば古町というのはあったのですが、店員さんに話しかけられることはまずありませんでした。たくさん通って顔を覚えてもらって、やっと「なにほしいの?」ってぶっきらぼうに聞かれる感じ(笑)。でも今の古着屋は店員からお客さんに話しかけるのが基本のスタイルになっていて、お客さんと店員の壁がなく、友達みたいな感じです。人と話すのが大好きなのでそこはすごく楽しいし、お店を好きになってくれたり、僕に会いに来てくれる人もいてくれたりして…もちろん買ってくれるのもうれしいですけど、人との出会いにやりがいを感じます。小学生の子が家族みんなで来てくれているのですが、それが自分では信じられなくて。だから、そういう光景に立ち会えることがすごくうれしいですね。

苦労はどんな仕事にもあると思いますけど、僕は先ほど言ったやりがいがあるから、どんなに寝ずに働いても楽しく感じますね。だから、苦労は全くないです。働きがいのある最高に整った環境を用意してもらえています。

 

<取締役 齋藤叶さん(左)・イオンモール新発田店 店長 岡田薫さん(右)>

 

―お店がある日のスケジュールについて教えてください。

 

岡田さん:12時~18時の営業で、年中無休です。パート社員の方やアルバイトのスタッフがメインでお店に立ってくれます。僕はこの6時間以外は、社員と商品に値付けをして陳列したり、古着を洗濯や乾燥をかけたり、しわがあるものにはスチームをかけたりしています。

 

齋藤さん:あとはインスタグラムに載せる写真も撮っていますね。物撮りをしたり、自分で着てみて写真映えしそうな場所にいって撮ったり。こういったことがメインの仕事ですね。

 

―少し踏み入った質問になってしまいますが、古着の調達についてどのように行っているのか教えてください。

 

齋藤さん:そうですね(笑)。詳しくは言えませんが、海外の製品を取り扱っているものが多いのですが、日本にいるバイヤーさんを介して輸入している形です。また、卸業者にいわゆるハンドピックをして買う場合もあります。

 

―商品を調達する際に選ぶうえでのこだわりや基準などはあるのでしょうか?

 

齋藤さん:古町で何年もやっているほかのお店だと、熟練した自分のセンスで買う、っていうところも多いのかなと思いますが、うちのコンセプトとしては「手に取りやすい古着」を掲げてやっていて、それこそ古着の需要が高まっているのもあるんですが、古着をすごく好き、という人よりかは、中高生をはじめとする、古着に少し興味がある、という人向けの、癖のあまりない古着を選んでいます。それに合わせて価格帯もほかの店よりは低めに設定するのを意識しています。

 

 

岡田さん:RE:LATEではじめて古着を買いますってお客さんが本当に多いんです。それと、古町エリアでは他のお店の情報を共有するんですね、あそこの店(いい意味で)ヤバいっす、って感じで(笑)。それでお客さんを循環させる、みたいなことがあって。それもいまの古着屋さんあるある、なのかもしれないですね。昔は他の古着屋さんで買った紙袋を持って違う店に入れない、ってくらい仲が悪い印象がありました(笑)。今は味わえない緊張感もあって、僕はそれも好きでしたけどね(笑)

 

―イオンモール新発田の新店舗・RE:LATE新発田店(2023年4月オープン)についてお伺いします。まず、新発田という場所を選んだ理由についてお願いします。

 

齋藤さん:新発田エリアに古着屋さんが少なかったのが大きな理由です。それから新店舗を出すときの基準として、近くに大学や高校など、学校が同線上にあるかを考えています。長岡店もあるのですが、長岡造形大学が近くにあり、バスのルートなども考えて出店場所を決めましたね。イオンモールへの出店という今までとは違う形の販売形式にも挑戦してみたかったです。2022年末にポップアップストアとして短期間の営業もさせてもらい、手ごたえを感じたので出店を決めました。

 

<古町店カウンターにはRE:LATEオリジナルステッカーも並んでいます>

 

岡田さん:ポップアップストアでは学生が本当に多かったですね。ごった返すってこういう事なんだ!って思いました(笑)。8人とか集団で来てくれる高校生とか、期間中毎日通ってくれる人もいましたね。

なかでも嬉しかったことがあって、閉店間際に明らかに古着好きってわかる服装の家族が来店されたのですが、家族連れだったのですごく印象に残っているのですが、後に奥様が新発田店のスタッフに応募してくれたんです―。こんな感じで古着を通した出会いができたのがとても嬉しかったです。

 

―新店舗へのこだわりや意気込みなどをお聞かせください

 

岡田さん:手に取りやすい古着を目指しているのは変わらないんですけど、新発田店は多様な世代のお客さまが多いと思うので、ニーズに合わせて多様な商品を提供していきたいという気持ちです。

 

齋藤さん:RE:LATEオリジナルの服を作る試みに挑戦しています。シルクスクリーンという技法で、自分たちのデザインを刷り込んだ、古着ではあるけれど、オリジナルアイテムを作って販売しようとしています。

 

岡田さん:シルクスクリーンは新潟では無い試みですね。全部経験してみたいっていう気持ちで新しいことに挑戦していきたいです。

 

斉藤さん、岡田さん、ありがとうございました!学生発の古着店RE:LATE。古町店、長岡店につづき、新店イオンモール新発田店と挑戦を続けるお2人の思いをお聞きしました。

次回、シリーズ第2弾ではお二人の学生時代についてです。とても心に刺さるお話だったのでお楽しみに!

【古着屋RE:LATE②齋藤叶さん/岡田薫さん|「学生」というレッテルを張らない】

株式会社リファクト

古着屋RE:LATE 古町店   https://www.instagram.com/relate.furumachi/

古着屋RE:LATE 長岡店   https://www.instagram.com/relate.nagaoka/

古着屋RE:LATE 新発田店 https://www.instagram.com/relate_shibata/

(4/20NEWオープン!)

カテゴリ記事