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新潟県外の大学などに通う本県出身の１、２年生を対象にした県内企業見学バスツアーが、８月２２日の下越地区を皮切りに、中越、上越の各地区で行われ、それぞれ３社の企業を巡りました。会社内の見学のほか、若手社員との交流を通じて、学生たちは働くことのイメージを膨らませました。ツアーは、新潟県の委託を受け、「にいがた鮭プロジェクト」連携事業として、新潟日報社が運営を担当。２２日に開かれた第１弾の今回は下越地区の「新潟・新発田」コースです。訪問した企業を紹介します。
「新潟・新発田」コースで、訪問企業２社目は、総合建設業の廣瀨（新潟市西区）。同社は、新潟市中央区の栗ノ木バイパス工事を請け負っているほか、ショッピングセンター「デッキー４０１」（同市中央区）の管理・運営などを行っています。
（会社説明を聞く学生たち）
ツアーでは、担当者が土木事業や不動産事業などに取り組んでいることを紹介しました。会社説明の後、学生１９人は２班に分かれて、若手社員との交流と、仕事の現場で使う４種類の機材の体験を楽しみました。
（若手社員と懇談する学生たち。会場の半分では、仕事の現場で使う機材の体験も行った）
４種類の機材の一つ、測量機器の地上型レーザースキャナーの体験では、社員が操作方法を説明。１台約１４００万円と高価な機材とあって、学生たちは、緊張した面持ちで扱っていました。
また、学生たちは、県外大学卒業の４年目の男性社員２人と新人の女性社員と交流。同社を希望した理由を尋ねる質問に、若手社員は「県外の転勤がないから」と答えていました。
（協力していただいた社員の皆さん）
