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2025.07.08
亀田製菓(新潟市江南区)とグループ会社の新潟輸送(同)は、1台で大型トラック2台分の荷物を運べるダブル連結トラックを使った関東地方との定期輸送を始めた。運転手1人で2倍の量を運べることから、人手不足対策や二酸化炭素(CO2)の排出削減につながる。
【写真】亀田製菓グループが定期運行を始めたダブル連結トラックの出発式=新潟市江南区
車両の全長は25メートル。日野自動車の子会社「NEXT Logistics Japan」(東京)から新潟輸送が1台をリース契約した。新潟輸送が行う関東方面への輸送のうち、10分の1程度の量をまかなう。
6月12日に新潟市江南区の新潟輸送で出発式が行われ、亀田製菓で物流や出荷計画を担当する堀田弘幸執行役員SCM部部長は「運べないと消費者のところへ商品を届けられない。物流が(販路拡大の)最後の鍵」と物流効率化への意気込みを語った。新潟輸送の柴田俊雄社長は「物流業界の課題にうまく対応できるトラック。成功させて増やしていきたい」と拡大に意欲を示した。