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5月に2回、本年度の本格始動を前にミーティングが行われました。これから約1年にわたり、「チームいくらちゃん」と呼ばれる27人の取材メンバーが、県内各地の気になるお店や企業、グループ、観光スポットなどを取材していきます。
緊張しつつもフレッシュな雰囲気の新規参加者に加えて、「もっと取材したいことがある」と1年目から参加を続けてくれている頼もしい学生もいます。それぞれが「自分が好きな新潟の場所を、自分が得意な文章を書く作業を通して県内外の人に発信したい」「新潟で働くってどういうことか、実際の現場から知りたい」などと意気込んでいます。
取材活動は5班に分かれて行います。チーム名は1班「くもりのちはれ。」、2班「サケハシ」、3班「まめっこ」、4班「YOIFURE(ヨイフレ)」、5班「ごはん」と決定。
本県の特徴や特産品に、自分たちの活動への思いを絡めるなどして、どの班も絶妙なネーミングとなりました。「新潟の曇り空を吹き飛ばすような明るい情報を届けたい」「読む人に楽しい気持ちになってもらうため、自分たちが楽しんで取材しよう」などと、新潟を盛り上げようとする気持ちはすでに動き出しています。
ミーティングは、これから一緒に活動する仲間に自分を知ってもらい、相手を知る活動から始まりました。自己紹介や他己紹介といったアクティビティでは、アルビレックス新潟の好きな選手やおすすめのラーメン店といった趣味や好みから、新潟の魅力まで、話題は多岐にわたりました。
メンバーからは「旅行に来て魚がおいしくて新潟に進学した」「新潟は海も山もあって、ドライブしていると景色がどんどん変わるところが好き」といった、色とりどりの個性ある声がたくさん上がりました。お互いが興味を持って耳を傾け合い、会場は和気あいあいとした空気に包まれました。
取材と記事執筆の模擬体験のほか、新潟日報本紙や記者とともに情報の読み解き方や情報発信の方法を考える講習が行われました。社員らを相手にした模擬取材では「なぜ新潟で就職しようと思ったのですか」「仕事で大切にしていることは何ですか」などと質問。相づちを打ったり、返答に合わせて質問をしたりと、意欲的な取材風景が見られました。記事執筆では「インタビュー形式で質問と答えでまとめた方が読みやすいかな」「つらつら書かないで端的にまとめた方がいいよね」などと相談を重ねていました。
いかに相手の答えを引き出し、いかに情報を分かりやすく伝えるか―。先輩メンバーはこれまでの経験を惜しみなく新規メンバーに伝えました。全員でより魅力的な記事に仕上げようと試行錯誤する姿は、立派な取材記者の雰囲気でした。
6月からいよいよ取材に入り、7月には第一弾の記事が掲載されます。学生たちは冷静ながらも、心には新潟を盛り上げようとする熱い思いを持っています。そんなメンバーが各地を動き回り、見て、聞いて、一生懸命伝えます。学生たちのキラキラと輝くような記事を、どうぞお楽しみに!!