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第1部は、関東の大学を卒業後、新潟市にUターンした先輩社会人3人をゲストに迎えてトークセッション。元テレビ新潟放送網(TeNY)アナウンサーで、現在は総合プロモーション事業などを手がけるトークパス代表の大島巧さん(25)=東京都出身=がコーディネーターを務めました。
初めに、「なぜUターンして今の会社に入ろうと思ったのか」について、それぞれ語っていただきました。
田中 利奈さん
田中さんは、「単純にテレビが好きで、TeNYも知っていたので自分の働く姿をイメージしやすかった。何のために働くかを考えた時、新潟のために働きたかった」と、故郷で好きな仕事に就いたことを笑顔で話しました。
冨田 晶さん
冨田さんはある理由から銀行勤めを選んだと告白。「人生の中で私がてこずることは何かと考えた時、お金のこと、数字に強くないことだった。一番苦手なことを仕事にしたら学べる。そう考えたら銀行でした」
浅川 梨乃さん
浅川さんの、「相談できる両親と友達のいる新潟が過ごしやすいと思いました。満員電車で通勤するのは耐えられない」との話には、大きくうなずく他のゲストや学生の姿も見られました。
司会を務めた大島巧さん
大島さんの「ぶっちゃけ、関東か新潟か迷いませんでしたか」の問いかけに、冨田さんは、「この先の長い人生、豊かに過ごせるところを考えたら新潟でした。新潟が好き。今まで育ててもらった新潟に恩返しできるのは、新潟の会社だと思いました」と、新潟への思いを語りました。
続いて、休日の過ごし方に触れ、友達とごはんを食べに行ったり、買い物に出掛けたり、ドライブを楽しんでいることをそれぞれ紹介。夏は海、冬はスキー、スノーボードなどアウトドアでの遊びにも事欠かないと、新潟ならではの楽しみがあることもアピールしました。
また、県外へのアクセスは新幹線や飛行機が便利で、たびたび活用していることも紹介。「新潟にいるから、大学時代の友達と会えないなんてことはない」「東京に住んでいた時はディズニーに行かなかったが、新潟から新幹線で行ったり、飛行機で大阪のUSJに行ったりする」との声があがりました。
その他に、「ただいま」と言える家族がいる実家暮らしの良さや、配属や入社後の研修についてトークし、就職活動中の学生へメッセージを送り、締めくくりました。
浅川さんは、「自分が働きたいと思える企業を探すために、何でも参加してみること」と話し、冨田さんは、「人脈を広げる活動をしておくと、のちの助けになる」、田中さんは、「就職活動していると、こういう働き方、暮らし方がいいなと見えてくるので、自分の将来像を作ってほしい」と語りました。
新潟市 経済部 雇用・新潟暮らし推進課の井部智さんから、就職活動をする時に役立つ、交通費や引っ越し費用の支援についての紹介があり、第1部は終了しました。
第2部は、大島さんとゲスト3人も加わり、2卓に分かれて交流会が開かれました。新潟の紅茶やお菓子を味わいながら学生は自己紹介をし、先輩社会人に直接疑問をぶつけました。
一緒にテーブルを囲み、距離が近くなった先輩社会人に、学生から次々と質問が投げ掛けられました
「東京と新潟で活動しているが、今後スケジュール的に厳しくなってきた時にどうすれば良いのか」と聞かれ、「面接が重なった時は、正直に日程の相談をしてみるのも手。企業側も会ってみたいと思っているので、熱意を伝えるチャンス」「面接は企業が選ぶ側ではなく、自分が選ぶんだと強い気持ちでいた方が良い」とアドバイスすると、学生たちには予想外の回答だったのか、熱心にメモを取る姿が見られました。
参加した学生は、熱心に話を聞きながらメモを取っていました
面接が話題に上ったことから、オンライン面接の難しさにも言及し、「オンラインは伝わりにくい。ちゃんと聞いていますというアクションがないと伝わらない。アクションを大きく、表情を豊かにハキハキとやってみるといい」とアドバイス。
「就職活動を振り返って、もっとこうすれば良かったと思うことは何ですか」との問いには、「もっと英語を勉強しておけば良かった。社会人になっても生きるのでやっておくといい」「何か一つでも磨いておくこと。アルバイトを頑張ったでも何でもいいので、自分を売り込む武器を持つこと」と、学生時代にできることを具体的に語りました。
最後に、新潟市 経済部 雇用・新潟暮らし推進課課長補佐の佐藤淳さんが閉会のあいさつで、「新卒時でなくても、長い人生の中でタイミングがあると思うので、新潟を思い出してほしい」と呼びかけ、終了しました。
参加した国士舘大学3年の吉田伎成さん(21)=魚沼市出身=は、「仕事のチャンスは関東の方が多いが、新潟なら、家庭を持ち、家を建てて車を持つ生活ができる」と話し、まだまだ迷い、決めきれない気持ちを吐露しました。
鎌倉女子大学2年の中山満里奈さん(20)=長岡市出身=は、「これまで相談してきたのは家族や友達なので、第三者の新潟で働いている人の意見を聞きたかった。視野を広げるきっかけになりました」と、笑顔で話していました。
終了後、浅川さんは、「就職活動中は不安な気持ちを抱えているので、こうした機会に仲間ができると、頑張ろうと思える」、田中さんは、「私も大学生の時にこうしたイベントに参加して、Uターンのきっかけになった。だから今回参加した。迷っている子たちに気持ちが伝わっているといいなと思います」、冨田さんは、「迷っている人はたくさんいるだろうけれど、こうしたイベントに来る人は新潟が好き。新潟で働く仲間を増やしたい」と話しました。
2025.04.01 CONNECT