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にいがた鮭プロジェクトは、新潟を今よりもさらに若者に魅力のある地域にしていくために、新潟県と新潟日報社が共催で行っている事業です。
帰省交通費の補助や、県外学生に県内企業の物品を送る「ふるさと応援便」、新潟の出身者や興味がある人などが交流する「鮭プロサロン」、企業と若者をつなぐ「にいがたCafe」など、さまざまな取り組みを実施しています。
4年目を迎えたにいがた鮭プロジェクト
その中でも「チームいくらちゃん」は、大学生が記者となって取材先の選定から執筆までを担い、県内外の同世代に向けて情報を発信する重要な役割を果たしています。25年度は「はたらく」を大きなテーマとして、鮭プロの活動を支えているサポーター企業をメインに取材発信していきます。ほかにも、昨年度のいくらちゃんから提案のあった「日帰り旅レポ」や新潟にゆかりのある著名人のインタビューなどを予定しています。
5月10日に新潟市中央区の新潟日報メディアプラスで初回のミーティングが行われました。
初めてのミーティングに臨むチームいくらちゃん
いくらちゃんは1年生から4年生までで、出身地は県内外で半々。「新潟に住んでいながら良さを知れていない」「新潟はまだまだ発信しきれていない魅力が多い」「県外出身者ならではの目線で伝えたい」などと意欲を高めています。
初回はお互いを知り合うことが大きな目的。最初は緊張気味でしたが、1対1の自己紹介では話題が尽きない場面もありました。初対面でも笑顔で会話できるいくらちゃんたちは、取材もきっと上手なはず!!
初めてのミーティングに臨むチームいくらちゃん
インスタグラムの講習会も開かれ、より効果的な情報発信についても考えました。今後は新潟日報社の社員から取材の方法などを学ぶ機会も設けています。
ミーティングの最後には、全員の共通認識となるグランドルールについても話し合い、たくさんの提言が出されました。複数の案を合体させる形で「出会いを大切に新潟の好きを伝えよう」と決定しました。
グランドルールについてたくさんの意見を出し合いました
全体のリーダーを務める長岡技術科学大学の4年小林煕弥さん(21)は「まず自分たちが新潟を好きになり、新潟の魅力を伝えていきたい」とルールの意図を説明。自身の取材活動についても「普段は会えない人から話を聞ける貴重な機会。自分でゼロから進めて記事を書き上げることが楽しみ」と話していました。
新潟日報本紙を見て事務局スタッフと話し合う
事務局からは活動の狙いとして①新潟を離れている人にも身近に感じてもらえるように、②新潟を自分の言葉で語れるように、と呼び掛けました。「若者と一緒に『新潟の未来』を作っていきたい。皆さんの力を貸してほしい」とメッセージを送り、いくらちゃんの積極的な企画提案に期待しました。
初回から素敵な笑顔を見せてくれるチームいくらちゃん。
これから約1年間、よろしくお願いします。
2025.04.01 CONNECT