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2025.12.25
にいがたCafeは、大学生と若手社員が県内企業のお菓子やおにぎりを食べながらゆったりと語り合える場です。学生にとっては就職活動の疑問点、仕事の内容や魅力、学生時代にやるべきことといった何気ない疑問を、年代の近い若手社員に率直に尋ねられる機会です。

カフェで学生の質問に丁寧に応える若手社員

説明会では業務内容や研修制度、インターンシップの日程などを紹介

飲食店の食事券や米などが当たる抽選会もありました
カフェでテーブルを囲んだのは、両日とも7社それぞれの若手社員と学生6人ほど。「各社の成長できる環境を知りたい」「仕事でストレスを感じたときは?」「就職を公務員と民間で迷っている」…。一人一人が顔を合わせてじっくり会話できる近さで、社員らは仕事から就活に関する悩みまで学生の質問に丁寧に向き合っていました。

若手社員が学生と交流した「にいがたCafe in 新潟大学」
学生時代に取得するべき資格に関する質問では、社員から「入社すれば(業務に関する)勉強はできる」「しっかり青春をすれば、次は入社だと前向きな気持ちになれる」と充実した大学生活を勧める答えが次々と挙がりました。「資格取得はサポートする。学生でしかできない勉強や経験をして」と力強く答える社員も。学生へ「頑張ってね」と声を掛ける姿もあり、人生の“先輩”としてエールを送っていました。
冒頭では新潟大学のキャリア・就職支援課の担当者と企業の情報交換会もありました。
大学の担当者は、合同説明会に参加する学生が年々減っていることや、大手就活サイトだけでなくオファー型やインターンシップなどさまざまな方法で就活していることを紹介しました。インターンシップは4月に最初のガイダンスをしていると説明。参加人数は昨年度は550人前後、今年度は夏までにすでに500人近く、冬季は100人前後が参加する予定だとしました。小規模な形で学生と直接語り合い、接点を作る機会の有効性も挙げました。

企業が大学担当者から熱心に聞き取りをした情報交換会
株式会社イートラストの藤井芳輔さん(42)は自社のようなBtoB企業は一般的な認知度が低く、学生の選択肢に入りにくいとした上で「知らない会社も含めて広く見つめ、イメージだけでなく自分の価値観や希望の働き方に合っているかなどをしっかり見極めて就活を進めてほしい」と応援していました。