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2023.07.28

キャリア教育 in 長岡向陵高校|感謝の気持ち忘れず挑戦を

鮭プロジェクト事務局
にいがた鮭(さけ)プロジェクトが新潟県と連携して行っている「鮭プロ×キャリア教育」の講演会が7月12日、新潟県長岡市の長岡向陵高校で開かれました。生徒たちは、感謝の気持ちを常に持ち、まず挑戦することの大切さを学びました。

同講演会は、県外への進学が多い高校の生徒に地元に興味を持ってもらい、将来のUターン就職につなげるキャリア教育の一環で、上越市の高田北城高に次いで本年度2校目です。講師は、地元の農業支援ベンチャー「ひとつぶ」代表の髙橋亮太さん(37)が務めました。

 

<Uターンした思いを語る髙橋さん>

 

同校の2年生約220人が、クラスごと六つに分かれて聴講。髙橋さんは都内に本社を置く大手の生命保険会社に務めていました。仕事は順調でしたが、「子育ては地元・長岡でしたい」という思いからUターン。会社員時代から温めていた食に関する会社を、帰郷後すぐの2021年2月に起業しました。
社員は3人の役員のみ。案件ごとに長岡市内の専門家などと連携し取り組んでいます。これまでに、新幹線のイラストをあしらったパッケージに長岡産コシヒカリを詰めた商品を企画。県内にある上越新幹線の駅売店などで取り扱い、2023年6月末で約1万3千本が販売されました。

 

<「『感謝の気持ち』を持つことの大切さ」を語る髙橋さん>

 

食品関係の企画は挑戦だったという髙橋さん。「やり抜く魂と、その活動をしっかり伝えて人を巻き込んでゆくことが重要だ」と指摘。講演の最後には、経験や人との出会いが、人生のすべてにつながると説き「感謝の気持ちを絶対に忘れないでほしい」と強調しました。
講演を聞いた青木絵莉子さん(16)は「努力は無駄にならないと分かった。どんどん挑戦したいことにチャレンジしていきたい」と話していました。

新潟県立長岡向陵高校

〒940-2184

新潟県長岡市喜多町字川原1030番地1
TEL.0258-29-1300
FAX.0258-29-3881

ホームページ: http://www.nagaokakoryo-h.nein.ed.jp/index.html

 

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