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同サロンは、「にいがた鮭プロジェクト」の会員同士のつながりを作ってもらおうと、同事務局が初めて企画。これまで、新型ウイルス禍で対面イベントが制限される中、会員同士の交流イベントの開催は見送られてきました。しかし、今年5月の「5類」移行に伴い、会員約2660人(11月1日現在)のうち、6割を占める首都圏での対面イベントが計画されました。
発足2年目となる鮭プロの会員には、今年3月に卒業した新社会人もいます。同事務局は「県内出身の学生と社会人が緩くつながることが、新潟ともつながることになる」とサロンの意義を説明します。
対面イベントは、年齢に関係なく共に盛り上がれるという理由で、サッカーJ1アルビレックス新潟のホーム戦のパブリックビューイング観戦に決まりました。
(アルビレックス新潟の選手のメッセージを見る参加者たち)
この日の鮭プロサロンには、学生と社会人の12人が参加しました。司会のあいさつの後、交流会はスタート。FC東京との試合前に、先発出場した松田詠太郎選手(22)と島田譲選手(32)、堀米悠斗選手(29)のサロン参加者に向けたメッセージが会場のスクリーンに流されました。島田選手は「皆さんも東京の会場で一緒に闘って」とメッセージを送ると、憧れの選手からとあって笑顔になる人もいました。
試合が始まると、参加者はスクリーンに集中。前半から好機は築くも得点できない展開。後半のアディショナルタイムには、決定的なシュートを相手ゴールキーパーの好セーブに阻まれ、参加者からため息が漏れる場面もありました。ゲームは互いに得点できず、引き分けました。
(試合の合間に談笑する参加者たち)
試合中は真剣に観戦した参加者も、ハーフタイムや試合後には、近くの人同士で、アルビや新潟の話題で盛り上がりました。
サロンの最後には、新潟県内の市町村を挙げていくビンゴゲームも行われ、アルビグッズなどがプレゼント。当選者は、帰省した際の思い出を語り、タオルやお菓子などからお目当ての品を選んでいました。
中央学院大学2年の佐藤真歩さん(20)=新潟市東区出身=は「首都圏に来ている新潟出身者で、地元チームのアルビを一緒に応援できて楽しかった」と満足そうに話していました。
(鮭プロサロンの参加者たち)