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2023.12.27

鮭プロの活動、新潟県内の学生共有|地域活動発表、新潟大で交流会

こぼれるいくら
若者の地元定着策について新潟県内の大学と企業や自治体、経済団体等が課題を共有する「新潟地域連携コミュニティ」が主催する「地域活動・学生発表交流会」が12月9日、新潟大学五十嵐キャンパス中央図書館(新潟市西区)で行われ、チームいくらちゃんメンバーも参加して、令和5年度の活動を報告しました。

  • 1.学生による活動発表
  • 2.ポスターセッション 
  • 3.たすいちボード
  • 4.まとめ

1.学生による活動発表

 

「地域活動・学生発表交流会」は、新潟県内の大学で、ゼミやサークル、個人で「地域の活性化」や「社会貢献活動」に取り組んでいる学生の活動を報告するイベント。大学の枠を越えて学生同士がお互いに学び、意見交換をしながら新しいつながりを生み出すことを目的に、4年ぶりに対面で開催されました。学生による活動発表と、活動を紹介するポスターセッションの2部で構成されています。

 

活動発表では、活動内容や成果、課題に対して工夫や改善した事項、次年度の展開などを発表しました。にいがた鮭プロジェクトの他に、新潟大学、新潟産業大学、新潟県立大学、新潟国際情報大学に通う学生たちが参加しました。

 

(スライドを使って鮭プロの活動を報告するチームいくらちゃんメンバー)

 

各活動の発表内容については以下になります。(五十音順)

 

○新潟県立大学 国際地域学科 小谷ゼミナール

四大公害である水俣病・新潟水俣病について、水俣町と阿賀町を実際にフィールドワークしながら学びを深め、関連する写真展の企画と運営や、水俣病の患者さん支援者さんとの交流を行っています。

 

○新潟国際情報大学 SDGs推進団体 Rainbow World Project

学内と岩室地域を中心とした学外で「持続可能な開発目標(SDGs)」の推進と、SDGs達成貢献のため、主に田ノ浦海水浴場での海岸清掃や、岩室小学校の海岸清掃の事前学習としてワークショップの開催などを行っています。

 

○新潟産業大学 経済経営学科 安達ゼミナール

柏崎市を中心に小規模自治体における「道の駅」を活用した新たなまちづくり手法を研究しています。

 

○新潟産業大学 文化経済学科 金ゼミナール

耕作放棄地が急速に増加している柏崎市の中山間地域である高柳町において、昨年10月から耕作放棄地に植林活動を行っています。

 

○新潟産業大学 文化経済学科 権田ゼミナール

新潟県柏崎市を拠点に地元企業の商品をPRする活動や、地域住民との交流活動を通して柏崎市の魅力を伝える活動を行っています。

 

○新潟大学 五十嵐園芸研究会

畑作業や援農活動を介して農家の方々と信頼関係を築き、提供支援としていただいた農作物を加工販売企画し、実際に新潟大学内での販売も行っています。

 

○新潟大学 コネクトーク!プロジェクト

地方の中高生と大学生との交流を活発にしていきたいという考えのもと、現在は中学校の放課後学習を支援する「地域未来塾」の活動への参加などを通して、中高生と積極的に交流しています。

 

○新潟大学 社会開放演習「地方小都市の未来創造」

加茂市街を再現したVR空間で、高齢者の身体状態や距離的な課題を解決する地域交流を通し、市民の社会参加促進や経済化を目指し活動しています。

 

○新潟大学 社会開放演習「地方小都市の未来創造」

地域企業の支援のもと、加茂市内の空き家を宿泊施設にリノベーションすることで大学生がインターンや研修等で滞在できるような場所づくりを目指しています。

 

○新潟大学 smart DESIGN-i

佐渡の丸山棚田地域にて開催が中止されていた「もみじやま祭り」の再開に携わり、付属長岡中学校では、課題発見・解決力や自分の道を切り開く力を育む、「地域」と「キャリア」を主軸に置いた「そうせい」という授業を展開しました。

 

○新潟大学 竹里研究会「竹人(たけんちゅ)」

高齢化や継承者不足によって放置される事例の多い「竹林」や「竹資源」に注目し、竹の新たな使い道について研究、活用しています。

 

○新潟大学 ダブらないホームーFホーム

山形県小国町で地域資源を生かしたさまざまなプロジェクトや地域交流等を通して人手不足の解決、地域活性化を目指し活動する学生グループです。

 

○新潟大学 ライフセービングサークル

新潟の海水浴客を水難事故から守るため、県内学生によって構成するライフセイバーチームを作り、活動することを目指しています。

 

2.ポスターセッション

 

ポスターセッションでは、各発表者が自分の活動について、理解を深めたり、意見交換を行ったりしました。活動への理解を深めてもらうため、チームいくらちゃんメンバーはポスターも作成しました。

 

(チームいくらちゃんメンバー作成のポスター)

 

にいがた鮭プロジェクトを紹介するブースには、交流会に参加した学生を中心に多くの人が訪れました。チームいくらちゃんメンバーも「活動を通して成長できたと感じているか?」「取材活動は年に何回行っているの?」などの質問に、自分の経験や活動実績を交えながらしっかりと答え、にいがた鮭プロジェクトをPRしました。

 

(活動内容を熱心に説明するメンバー)

 

3.たすいちボード

 

今回の交流会では、新潟をより良い場所にしようという熱意を持った、さまざまな団体と交流することができました。ここで、特にチームいくらちゃんメンバーが気になった、2つのグループに「たすいちボード」を書いていただきましたのでご紹介します。

 

▼新潟国際情報大学 SDGs推進団体 Rainbow World Project

 

「Rainbow World Projectが新潟全体を1つに!」

SDGs認知向上や達成のために海岸清掃をはじめとするさまざまな活動に取り組まれている団体です。活動の様子が、折り紙や色とりどりのペンで飾られたかわいらしいノートにまとめられていて、思わず目を惹かれました。また、メンバーの皆さんの、活動への愛が伝わってきました。

 

新潟国際情報大学 SDGs推進団体 Rainbow World Project

○Instagram https://www.instagram.com/rainbowworldproject/

 

 

▼新潟大学 smart DESIGN-i

 

「smart DESIGN-iが地域を盛り上げる!」

地域の課題である少子高齢化の解決のために何ができるか、をコンセプトとして活動に取り組まれている団体です。佐渡や長岡など、大学から離れた場所にも積極的に赴き、地域の方々と交流を深められているのが印象的でした。また、団体のメンバー同士、とても仲がよさそうで、楽しみながら活動されていることが伝わってきました。

 

新潟大学 smart DESIGN-i

○Instagram https://www.instagram.com/niigatauniv_design.i/?hl=ja

 

 

4.まとめ

 

今回の学生交流会で、様々な視点で新潟を盛り上げている学生たちを見て、とてもいい刺激になりました。新潟を盛り上げる一員として今回で得られたものを生かし、今後の鮭プロの活動をより充実させたいと思いました。

 

(チームいくらちゃんメンバー「学生交流会 完走!!」)

 

当日の様子についてはこちらもご覧ください

https://www.iess.niigata-u.ac.jp/srap/activity_detail.html?topic_idx=58

 

 

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