まじわる
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<佐藤芳和さん(右)と平野彩音さん(左)>
施設を案内してくださったのは、三-Me.を運営する一般社団法人燕三条空き家活用プロジェクトの佐藤芳和さんと平野彩音さんです。
「この建物は、もとは衣料品店を営んでいたオーナーの実家(店舗兼用住宅)で、過去にはカレー店や事務所などのテナントが入っていましたが、ここ数年は空き家となっていました。オーナーが『商店街を盛り上げる方々を応援するため、これからのまちのためにもシャッターを開けたい』と熱い想いを持っていたことから相談があり、複合交流拠点に生まれ変わったんです」(佐藤さん)
<2023年度グッドデザイン賞の「地域の取り組み・活動」部門で受賞もしている>
三-Me.は3階建ての建物。1階はシェアテナント/キッチン、2階はお試し移住のためのゲストハウス、3階は移住者のための住宅となっています。また、物件を改修し、管理・運営も行う燕三条空き家活用プロジェクトの拠点にもなっています。
一階のシェアテナント/キッチンでは、プリン専門店やコーヒー専門店が入居しています。テナント同士で空間をシェアすることで、家賃や改修費等の初期投資を押さえて新規出店のハードルを下げることで「新しく何かを始めたい人を支援する場」になっています。委託販売スペースもあり、三条市下田地域の特産品や古本などを販売していました。
<三-Me.内で営業するプリン専門店「GABBY GABBY」の特製プリン>
<委託販売コーナー。一ノ木戸商店街のオリジナルグッズも販売>
<中央商店街の本屋「SANJO PUBLISHING」の販売コーナーも>
<三条市下田地域の農家がつくるなめこ惣菜の瓶詰め>
<現在、三-Me.には8つの会社・団体がテナントとして入居している>
取材で訪れた当日は、パソコンを持ち込んで仕事をしている人や、談笑している人たちの姿がありました。テナント入居することで、仕事スペースとして活用できるそうです。
「お次はゲストハウスへ向かいましょう」と平野さんに案内され、階段を上って2階へ。
三-Me.のゲストハウスは基本的に移住を検討している人のための宿泊場所で、数週間滞在する方もめずらしくないのだとか。1日1組限定(1~6名)で、まるで自宅に帰ってきたかのようにくつろげるどこか懐かしさを感じる空間です。
<清潔でくつろげる畳の共同スペース>
「こちらの畳の和室は共同スペースです。Wi-Fi完備で、テレビもありますし、ギターもご自由に使ってくださいね」
<1泊1室15,000円。複数人(最大6人)で利用も可能>
<浮世絵風の六角巻凧は迫力満点!>
宿泊部屋は8畳2間。ふすまを開けて広々と利用することもできます。壁には三条の伝統行事「三条凧(いか)合戦」で使用される工芸品・六角巻凧や法被(はっぴ)を展示。この地に根づいてきた文化や風土をしみじみと感じられます。
<キッチンには調理道具一式も完備>
「食事の提供はしていませんが、共同キッチンにてスーパーで購入した食材を料理できますよ」と平野さん。近隣には飲食店が豊富にあるため、外食するのもおすすめだそうです。
<乾燥機能付き洗濯機も無料で利用できる>
<ゆったりとした浴槽のお風呂場>
お風呂やトイレは清潔でピカピカ。洗濯機や掃除機などの家電は自由に使えます。さらにアメニティーも豊富で、タオルや歯ブラシ、シャンプー、化粧水までそろっているのだとか。ここまで充実しているのであれば、身軽に宿泊できそうです。
<宿泊者が自由に書き込めるメッセージノートは感動の声であふれていました>
<移住コンシェルジュの三浦佑太郞さん(写真右)>
「三条市での移住を少しでも検討しているのなら、まずは移住コンシェルジュの三浦さんに相談してみてほしいです。例えば『職人になりたい』という相談があれば、地元企業と連携を取って工場見学のプランを立ててくれるんですよ」(平野さん)
<燕三条企業の工場にて職業体験のプランも立ててくれる>
三条市の移住サポートは手厚く、移住希望者には1泊2日のオリジナルツアーを組んで案内してくれます。「燕三条の企業をもっと知りたい」「遊べるスポットを教えてほしい」などの要望を汲んで、三浦さんが車にて付きっ切りでアテンドしてくれるのだとか。
オープンファクトリーや道の駅、農産物直売所、人気の飲食店など、見所は盛りだくさん!初めて燕三条エリアを訪れる人にとっても、至れり尽くせりの充実したツアーとして、評判となっているようです。
三-Me.は移住検討者だけではなく、「地域で人と人がつながる場所」としてハブの役割も果たしています。
<2023年12月に開催したクリスマスマーケット。みなさん良い笑顔!>
親子向けのマルシェ、映画とコーヒーを楽しむ会、日本酒飲み比べ会など、多様な年代の人々が出会う機会をつくることで、イベントをきっかけに人の輪が広がっています。
<学生と社会人が意気投合した「三条ナイトミートアップ」>
「昨年夏には学生と社会人の交流イベント『三条ナイトミートアップ』を開催しました。趣味や好きなことをピッチで披露して交流する会で、三条市立大学の学生団体「雛燕」のみなさんにも運営を協力してもらったんですよ。参加者からは『普段は関わりがない人とつながりができて有意義だった!』と嬉しい感想がたくさん届きました」(平野さん)
年齢も性別も関係なく、ボーダーレスにつながれる場である三-Me.には、「誰かとつながりたい」「おもしろいことをしたい」と前向きな人が集まっています。
<三-Me.がある一ノ木戸商店街。歩いて行ける範囲に魅力的な店が多数>
現在、三-Me.にて交流促進・空き家対策の活動をしている佐藤さんと平野さんですが、実は二人ともここ数年の間に三条に住み始めたそうです。
平野さんは地域おこし協力隊員に着任したことから三条市へ移住したIターン。実際にこの地に住んでみて、人との出会いに感動したといいます。
「三条市に来て一番に驚いたのはイベントの数が多いこと! 個人主催の小さなイベントから市主催の大規模マルシェまで多岐に渡っています。よそ者の私ですが、伝統行事の『三条祭り』や『三条凧合戦』にも参加させてもらい、移住して1年足らずでたくさんの地域の方とつながることができました」(平野さん)
<三-Me.には自然と地域のプレイヤーたちが集まる>
一方、佐藤さんは三条市下田地域出身のUターン。大学進学を機に上京し、都内で就職後、自身の建築設計事務所を立ち上げました。いつかは地元に戻りたいと考えていたところ、縁があって2年前に地元へ戻ってきました。
「数年前から、三条が活気づいているのを感じていました。若い世代や新しいことをしたい方がチャレンジしやすい気風があり、まちもサポート体制を整えてくれています。地元に拠点を移してもやっていけるだろうと可能性を感じて移住を決めました」(佐藤さん)
ここ数年、三条のまちなかは猛スピードで進化を遂げています。歩いて行ける範囲に若い世代が楽しめるスポットが増え、交流の機会が増え、人と人がつながっていく――。地元民もよそ者も関係なく一緒くたになって楽しむ人情味のあるまちは、「人とのつながり」を感じたい人に最適な移住先といえるかもしれません。
このまちに興味が湧いた方は、まずは三-Me.を訪れてみてください。三条が大好きでたまらないおせっかいな案内人たちが、この地の魅力をたっぷり伝えてくれるはずです。
■複合交流拠点「三-Me.」
住所:新潟県三条市神明町5−3
一般社団法人 WEB:https://tsubamesanjo-akiya.jp/
三-Me. WEB:https://sanjo-me.com/
X: https://x.com/tsubasan_akiya
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※近隣に一ノ木戸商店街駐車場(無料)あり
2024.09.11 JOIN