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2023.04.26

「JR新潟駅」探検してみた 万代と駅南つながる

鮭プロジェクト事務局
新潟の玄関口、JR新潟駅(新潟市中央区)のリニューアルが進んでいます。約60年ぶりの大規模改修で、駅高架下のバスターミナルや駅舎内の商業施設などが整備されます。2023年3月下旬にはバスターミナルの歩道部分の利用が始まり、駅の南北が行き来できるようになりました。変わり続ける駅を、鮭プロ事務局スタッフが調査してきました。

<万代広場。バスターミナルの歩道部分をつなぐ>

<工事が進む万代広場>

 

まずは万代広場から調査を開始。駅正面の入り口は閉鎖され、改札口は現在、東西の2階改札口のみ。東改札口に向かう通路を行くと、駅高架下に整備中の「駅直下バスターミナル」の歩道部分があり、3月下旬に駅の南北を行き来できるようになりました。

 

<工事が進むバスターミナル部分>

<JR新潟駅の南北を貫く歩道部分を通り抜ける市民ら>

 

歩道はバスターミナルの両側に設け、長さは約80メートル。万代広場から南口広場までを1分ほどで移動でき、24時間利用が可能です。これまでの階段の上り下りがなくなって、とても便利です。

改札階との行き来は、エスカレーター2基、エレベーター1基のほか、階段1カ所が設けてあります。歩道の脇には、スマートフォンなどでフラッシュ撮影をすると、隠れたデザインが見える体験型アートも設置。新潟の四季など5枚のプリントを2024年春ごろまで展示しているそうです。家族連れらが撮影を楽しんでいましたよ。

 

<歩道部分に設置された体験型アート>

<隠れたデザインが浮き出たプリント>

 

次は駅2階部分を調査。歩道部分に設けてあるエスカレーターで2階に上がると、東改札口のフロアに。新潟県内初出店の生活雑貨を扱う「3COINS+plus」やドラッグストアの「matsukiyo LAB(マツキヨラボ)」などが営業。駅舎内の商業施設「CoCoLo新潟」も2024年春ごろに全面開業の予定です。駅がにぎやかになりそうですね。

 

<リニューアルが進む「CoCoLo新潟」>

 

駅のホームもちょっと見学。2022年6月に在来線の高架化が完了。在来線ホームが、新幹線ホームと同じ3階になりました。現在、特急いなほで到着した乗客は、そのまま新幹線に乗り換えることができるようになりました。

 

<在来線のホーム。改札口の奥には新幹線が停車する>

<ホームに停車する新幹線>

 

駅のリニューアルは、新潟市の新潟駅周辺整備事業の一環。全面開業は、2025年度を予定しているそうです。変わった新潟駅を見ることが、待ち遠しいですね。

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