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2022.05.06

塩沢信用組合②|地域に寄り添う取り組みにやりがいと誇り 若手職員インタビュー

鮭プロジェクト事務局
塩沢信用組合は「地域の応援団」をモットーに、企業の本業支援や若者向けの融資、1人親世帯の高校生への奨学金支給など、多くの独自の取り組みを進めています。職場にお邪魔すると、生き生きと働く若手職員たちの姿がありました。塩沢信組の魅力を紹介する最終回は、若手職員4人へのインタビューを紹介します。

(写真=2022年に塩沢信用組合に入社した、宮下愛海さん(左)と石田美琴さん)

  • 1.2022年春入社!新人女性職員 宮下愛海さん、石田美琴さん
  • 2.営業職で奮闘中 若井杏菜さん
  • 3.Uターンで地元就職 角谷貴大さん

▼前回の記事はこちら

顧客と向き合い地域密着で時代を切り開く|塩沢信用組合#1

 

 

 

1. 2022年春入社!新人女性職員 宮下愛海さん、石田美琴さん

 

 

―プロフィールと塩沢信用組合に就職した理由を教えてください。

 

宮下 私は上越出身で、石川県金沢市にある大学に進学しました。就職先は石川県内か新潟に戻ることを考え、どちらの県の企業からも内定をもらいました。その中で塩沢信用組合が新型ウイルス禍でダメージを受けた地元の飲食店や宿泊施設を支援し、地元の人たちの役に立ちたいと熱心にがんばっている取り組みに共感して、塩沢に来ることを決めました。

 

石田 私は南魚沼市出身です。大学は神奈川県にある大学に進学しました。もともと地元が大好きで、家族や知り合いのいる南魚沼に帰ってきたいと考えていました。就職活動の中で塩沢信用組合が「自助努力だけでは地域経済は回らない。お互いに助け合うことが大事だ」といった考えに基づき、職員全員が仕事に取り組んでいる姿を知って、就職を決めました。

 

 

―今はまだ本部の中で基本的な業務の習得に励んでいるそうですが、今後やってみたいことはありますか?

 

宮下 すべてが初めてのことなので、まだ与えられた仕事をこなすだけで精一杯な状況です。ですが、営業はやりがいがありそうだと感じており、いずれは営業をやってみたいです。

 

石田 私は営業の最前線でというよりは、営業を支える仕事をしていきたいです。裏方から支えるという役割に魅力を感じているからです。

 

―学生たちへ南魚沼の魅力のPRをお願いします。

 

宮下 思っていたより今の時期は少し寒いですが、特に不便だとは感じていません。実家のある上越も近いですし、やはり豊かな自然が一番の魅力ではないでしょうか。私自身も春は桜が楽しみですし、これから四季折々の南魚沼の自然の魅力を体験していきたいですね。

 

石田 やっぱりコメや野菜がおいしい。そして魚沼は人がみな親切で温かいです。子どもの頃からそんな環境で育ったので間違いありません(笑)。雪は多いかもしれませんが、それも魅力の一つだと思っています。より多くの人に魅力が伝わったらいいなと思っています。

 

 

2.営業職で奮闘中 若井杏菜さん

 

 

―まずはプロフィールから教えてください。

 

若井 地元の南魚沼市出身で、高校を卒業して塩沢信用組合に就職しました。入社12年目になります。新人時代は事務からスタートして、基礎を学びました。その後は総務部、融資係などを経て、小野澤理事長の下で働き、県内外の講演などで出張もたくさん経験してきました。その後はずっと営業を担当しています。

 

―営業ではどんな経験を積んできましたか?

 

若井 営業担当になった1年目に、会社が営業の数字目標のノルマを撤廃しました。最初は私を含めてみんなが相当困惑したのを覚えています。そこから、原価率の計算方法だったり、人材の採用についてだったり、業者のマッチングだったり、さまざまなことを勉強しながら取引先の本業支援をしてきました。さまざまなことを勉強しなくてはならないので大変だと感じる時もありますが、自分自身のスキルアップ、成長にもつながっています。

 

―営業ではどんな時にやりがいを感じますか?

 

若井 いろいろありますが、達成感を得た瞬間でしょうか。例えば新規の事業者様と二人三脚で開業に向かって準備を進め、お店がオープンして、最初にお客様が来て初めて売上げが立った時などは、自分の事のようにうれしく、やりがいを感じます。そして何より、お客さまが喜んでくれる姿を見るのが、自分にとっても何よりの励みになっています。

 

 

―これから社会に出る若者へのメッセージをお願いします。

 

若井 学生の時は授業で習う歴史や経済や政治が社会とどんなつながりがあるかが、分かりにくいかもしれません。どちらかというと、私もそうでした(笑)。でも、社会に出ると、取引先との付き合いの中で、色んな場面で勉強したことが生きてきます。学生時代だからできる勉強があると思います。仕事は終わりがありません。井の中の蛙にならないように、常に勉強していくことが大事だと思います。

 

 

3.Uターンで地元就職 角谷貴大さん

 

 

―まずはプロフィールからお願いします。

 

角谷 地元の塩沢出身です。大学進学で一度、群馬県に出ました。就職して8年目になります。学生時代から地元で働きたいと考えていて、塩沢信用組合に就職が決まった時、祖母がとても喜んでくれたのが、自分もすごく嬉しかったです。1年目は内勤でしたが、2年目からはずっと営業一本です。

 

―職場の雰囲気はどうですか?

 

角谷 若い世代も多くて、対人関係でのストレスはまったくないですね。上の世代ともコミュニケーションは取りやすいし、働きやすいと思いますよ。今は下の世代も人数が増えましたが、活力をもらっています。

 

―営業の仕事はどうですか?

 

角谷 良く知らない業種のお客さまだと、知識不足を痛感することも多いですが。やはりやりがいは仕事の達成感でしょうか。それから、取引先からその業界での専門的なことを聞かれても、分からない時は正直に「すみませんが教えてください」とお願いするようにしています。知ったかぶりをしていても、何もいいことはないですし、何よりも信頼関係が大事だからです。営業先は飲食業や建設業、農業などさまざまですが、数字のノルマがないので、困っていることの支援に集中して仕事ができています。そして時には融資が必要になったとき、他にも金融機関がある中でうちを選んでくれる。そんな時はすごく嬉しいですね。

 

―まだ社会に出ていない学生へのエールをお願いします。

 

角谷 何でもいいから夢や目標を持って社会人になったらいいと思います。具体的な夢や目標があると、少しでも成果が出たときにやりがいを感じたり、明日の活力になったりすると思います。そうやって仕事をすることで、自分を成長させていくことができたら最高ではないでしょうか。

 

■塩沢信用組合

【本部】 〒949-6408 南魚沼市塩沢1221-4

電話:025-782-1201

サイトURL:http://www.shiozawa.shinkumi.jp/index.html

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