はたらく
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曽我さんは新潟市秋葉区出身。東京大学を卒業後、大手通信会社に勤務、その後、新潟市のベンチャー企業にUターン就職しました。ことし6月にサイボウズに入社、新潟市に住みながらフルリモートでスポーツ関連のブランディング業務に携わっています。
トークでは、コンサルティング会社「Inquiry合同会社」CEOの山本一輝さん(37)がコーディネーターを務めました。
(ゲストトークで人生の経験を話す曽我智恵里さん=写真中央)
2回の転職を振り返り、「仕事だけでなく今後の人生を考えた時、新潟に貢献したいという思いが強くなった」と曽我さん。大企業より、小規模の組織の方が「社会に与える影響が大きい」とし、自分の価値観に合った企業選びの大切さを指摘しました。
また、「人生は偶然が8割」と述べ、異動のタイミングや人との出会いなどが、その後の人生を左右することを強調しました。キャリアを選択する際のポイントとして「信頼、尊敬できる人と一緒に働きたい」「『正しそう』より『楽しそう』を優先する」ことなどを挙げました。
(グループワークで交流する社会人と学生)
続くグループワークと交流会では、参加した大学生、社会人らが意見交換。曽我さん、山本さんも加わり新潟で働く意味などについて、活発に議論しました。
新潟青陵大学3年の久住夏子さん(21)は「就職活動をしているが、自分が何をしたいのか漠然として分からない。さまざまな世代の人と話をすることで、自分自身の価値観が変わった」と話していました。
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