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2023.11.20

価値観合う企業選び大切|「新潟ライフデザインカレッジ」第1回講座

鮭プロジェクト事務局
新潟市内で活躍する若手社会人を招き、キャリア形成について考える「新潟ライフデザインカレッジ2023」(新潟市主催)の第1回講座が11月18日、新潟市中央区のメディアシップで開かれました。ソフトウエア開発のサイボウズでブランディングを担当する曽我智恵里さん(29)が登壇。「失敗を恐れずチャレンジしてほしい。正解を見つけるのではなく、その選択を正解にしてほしい」と呼びかけました。

出会いが人生変える|「新潟ライフデザインカレッジ」プレイベント

曽我さんは新潟市秋葉区出身。東京大学を卒業後、大手通信会社に勤務、その後、新潟市のベンチャー企業にUターン就職しました。ことし6月にサイボウズに入社、新潟市に住みながらフルリモートでスポーツ関連のブランディング業務に携わっています。

トークでは、コンサルティング会社「Inquiry合同会社」CEOの山本一輝さん(37)がコーディネーターを務めました。

 

(ゲストトークで人生の経験を話す曽我智恵里さん=写真中央)

 

2回の転職を振り返り、「仕事だけでなく今後の人生を考えた時、新潟に貢献したいという思いが強くなった」と曽我さん。大企業より、小規模の組織の方が「社会に与える影響が大きい」とし、自分の価値観に合った企業選びの大切さを指摘しました。

また、「人生は偶然が8割」と述べ、異動のタイミングや人との出会いなどが、その後の人生を左右することを強調しました。キャリアを選択する際のポイントとして「信頼、尊敬できる人と一緒に働きたい」「『正しそう』より『楽しそう』を優先する」ことなどを挙げました。

 

(グループワークで交流する社会人と学生)

 

続くグループワークと交流会では、参加した大学生、社会人らが意見交換。曽我さん、山本さんも加わり新潟で働く意味などについて、活発に議論しました。

新潟青陵大学3年の久住夏子さん(21)は「就職活動をしているが、自分が何をしたいのか漠然として分からない。さまざまな世代の人と話をすることで、自分自身の価値観が変わった」と話していました。

 

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