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株式会社加賀田組の秋山岳太さん
株式会社加賀田組の秋山岳太さん:加賀田組は街づくりに携わる会社です。本社は新潟と東京です。土木ではダムや橋の建設、災害復旧工事など、建築ではマンションやホテルなど。ビッグスワンスタジアムのようなランドマークやスケートボードパークも手掛けています。会社のホームページには皆さんが知っている建物がたくさん載っていると思います。
現在は人事部で、大学生、高校生、専門学校生ら新卒の採用を担当しています。出張が多く、年間3分の1は県外に出ています。採用した社員が成長して活躍する姿はやりがいの一つです。優しい社員が多く、和気あいあいとしています。皆さんが建設業に触れる機会が少ないからこそ、会社や業界の魅力をしっかり伝え、一緒に働く仲間を増やしたいです。

新潟県信用組合の鈴木詩音さん
新潟縣信用組合の鈴木詩音さん:新潟縣信用組合は、地域への貢献を目的とする地域密着型の金融機関です。株式会社の場合と業務内容は同じですが、(組合員となっている地域の方々の)相互扶助で成り立っているのが特徴です。
私は入社5年目です。法人向けの融資の審査や融資後の管理事務をする審査管理部で働いています。パソコンでの作業が中心で、自分ができる業務の幅が広がり、新しい知識が身につくとやりがいを感じます。お客様と直接接する同期は、融資の提案などで役に立てたと感じられることがやりがいだそうです。今後は先輩を支えつつ、後輩の面倒も見ていけるようになりたいです。勉強も続け、業務に必要な知識をさらに増やしていきたいです。

教育系フリーランスの木村有希さん
教育系フリーランスの木村有希さん:個人事業主として教育関係を中心に、複数の仕事をしています。今日は、探求学習に取り組む高校生のコミュニティ「NIIGATAマイプロジェクト☆LABO」の代表として。他には学校教育に外部人材として関わったり、探求学習の内容を先生方と考えたり。高校、大学と英語を学んできたので、最近は東京の会社で英語の教材を作りました。
拠点は新潟を基本に、さらに2か所です。1カ月間に1週間が東京。ここ3、4年はフィンランドに拠点を作ろうと、1年間のうち2か月は滞在しています。たくさん稼げるわけではないですが、やりがいを持って働けています。「自己中心的利他」。自分の心を満たし、幸せにして人に貢献する。そんな生き方をしていきたいです。
秋山さん:出身は新潟市です。高校ではサッカーとスノーボードに打ち込んでいました。英語を学びたいと大学に進学し、TOEICや英検に熱心に取り組みました。就職活動では英語を直接生かす仕事も考えましたが、やりがいにフォーカスしました。建設業は自分が携わったものが何十年も残り、後世まで人々に伝わります。社会のインフラを支え、安定した産業で働きたいと考えるようになりました。
鈴木さん:新潟市出身で新潟商業高校を10年前に卒業しました。高校・大学時代と金融機関への就職は考えにあったものの、就活では業界を絞らずいろいろな企業を調べました。その中で地域密着型のけんしん(=新潟県信用組合)が私の理想に合っていました。仕事では高校で身に着けた簿記や情報処理などの知識が役立っています。商業科の皆さんのように私も検定をたくさん受けました。その経験も資格取得の必要性がある現在に生きています。
木村さん:新潟市出身です。海外に興味があり、英語が好きで万代高校で学びました。関西外国語大学に進学し、大阪で公立高校の英語科の教員として勤務。新潟にUターンして、会社員として海外営業を経験しました。教育の世界に戻りたいと、今は教育を軸にしています。英語を活かした教材作りなど、自分の歩みが生かされる場面が増えています。今後やりたいことが変わる可能性もあります。キャリアは皆さんと同じように模索中です。

講演する3人
秋山さん:地元が新潟なので、家族の近くで働きたいと考えました。実際に家族の体調を崩したとき、すぐに駆け付けられたのは新潟で働いていたからです。新潟は一番落ち着く、大好きな街です。スノーボードもやっています。建設業として再開発を含めて新潟の魅力を開発し、にぎわいを生み出し、発信していきたいです。仕事を通して、新潟を盛り上げていきたいと思っています。
鈴木さん:就活の軸は、生まれ育った新潟への貢献でした。高校時代から新潟で就職しようと決めていましたし、大学も県内なので、知らない土地よりも地元企業に勤めて貢献したいと思いました。その思いは今も変わらず、それが実現できる仕事を大切にしています。これからもけんしんの仕事で新潟と関わり、新潟市で暮らしていきたいです。
木村さん:新潟は学校の教員という立場以外で教育に携われる会社が少ないのが実情です。自分で開拓するしかありませんでしたが、それが今のポジションを生み、やりたいことができています。新潟でコミュニティを作り、新潟に拠点を残すという気持ちで働いています。日本と海外、新潟と海外…教育という軸を通してつなげられる存在になりたいです。

暮らす場所や仕事、生活など10年後の自分を思い描く
秋山さん:学生時代に一生懸命取り組んだ経験は、社会人になっても生きてきます。仕事で悩みに直面したときにリフレッシュにつながることもあります。今は趣味がなくても興味があることはいつか見えてきます。そういったことを大切にして高校生活を悔いのないように過ごしてください。楽しむことが大切です。
鈴木さん:皆さんは検定や部活などで忙しく、将来を考える余裕はないかもしれません。でも趣味でも部活でも、熱中できることが一つでもあれば、社会に出たときに役に立ちます。これは絶対に負けないというものがあるといいと思います。いろいろな業界を知ることも学びになります。視野を広げて学んでください。卒業生として、陰ながら応援しています。
木村さん:就職や夢がまだ分からない人は「TO DO」つまり自分がやること、あるいは苦手なことなどを考えてみてください。それが思いつかなければ「TO BE」。自分がどうありたいか、大切にしたい価値観や生き方。例えば働き方は時間通りなのか、とらわれないのか、同僚との関係性…。たくさん考えると、自分の軸や価値観が分かってきます。

メモをしながら講演を聞く生徒
■新潟県立新潟商業高等学校