たべる
FOOD
FOOD
雪さん(左)、井浦さん(右)。お二人とも県内のご出身で進学を機に上京。県外で就職し、その後Uターンされました。
ヤスダヨーグルトには工場が全部で4つあり、それぞれで作っている製品が異なります。今回は、ドリンクヨーグルトを作っている第3工場の見学をさせていただきました。
(主力のドリンクヨーグルトを製造する第三工場)
乳製品の酸による傷み防止のためにステンレス製の床が使用されていました。
≪作業工程≫
製品ができるまでの作業は4つに分類されます。
このような過程を終えて、私たちのもとにおいしい商品が届けられています。
雪さん:「我が社は、地域の酪農と共に在りて食文化を創造する」という社是のもと、創業以来新潟県産生乳にこだわり続けています。仕入れ先様には、新潟県産のみをお願いしています。また、鮮度にもこだわり、その日仕入れた生乳はその日中に使い切るように心がけています。
製品の特長であるすっきりとした甘みは新潟特産の「20世紀梨」をヒントに開発。ヨーグルト特有の酸味がマッチしてまろやかでフレッシュな味わいに仕上がりました。糖度は常に14~15度くらいになるようにしています。液糖を生乳と混ぜ合わせた後と発酵後では糖度が少し異なってしまうため、日々調整しながら 14~15 度になるようにしています。
(新潟県産の絞りたての生乳を使用したドリンクヨーグルト)
雪さん:人気のフルーツ味のヨーグルトは、定番のブルーベリーのほか、レモン、ストロベリー、フルーツミックス味があります。また、旬を楽しんでいただくために、越後姫やキウイ、蜜柑味などは季節限定で販売しています。使用する果物も出来る限り国産・新潟県産のものを使用し、特に新潟のブランド苺である“越後姫”は好評いただいています。
(人気のフルート味のドリンクヨーグルト。多様な味をお楽しみいただけます)
雪さん:多くの商品ラインナップを揃えていますが、まずはオリジナルのプレーン味のドリンクヨーグルトをご賞味いただきたいですね。アレンジして、生クリームとゼラチンを混ぜてヨーグルトケーキにしたり、秋には柿にそのままヨーグルトをかけて食べたりしても美味しいですよ!これからの夏の季節は、苺と砂糖と一緒にヨーグルトをミキサーに入れてヨーグルトスムージーなどもオススメです。本社直売所では夏場、かき氷なども販売します。
[1]BAKERY LECEHE
雪さん:ヤスダヨーグルトでは常に新たな事業に挑戦しています。2014年にオープンしたBAKERY LECHE(ベーカリー レーチェ)(新潟市中央区)では自家製天然酵母「ヨーグルト種」を使用したパンや焼き菓子を販売しています。ヨーグルトや発酵バターを使用することでしっとりとした食感で、ヤスダヨーグルトならではの味わいに仕上がりました。
(しっとりとした味わいはヤスダヨーグルトオリジナル)
[2]ヤスダヨーグルト×化粧品
井浦さん:ヨーグルトの製造過程でできる副産物「ホエイ」の成分を使用したスキンケアシリーズを開発し販売しています。ホエイには肌に存在する天然保湿因子に近い成分が多数含まれており、肌に負担なく潤いを与えてくれます。現状、量産することは難しいのですが、是非一度試してもらいたいですね。
(ホエイの天然保湿成分でお肌にハリと潤いを与えてくれます)
雪さん:そのほかにも「お米」を利用した糖液や、GABAなどの開発研究も試みています。新潟といえば「お米」。新潟で地域と共に歩む企業として、地域貢献にもつながる取り組みに挑戦しています。
ヤスダヨーグルトの魅力に迫る第1回は、主力商品のドリンクヨーグルトの秘密と新たな挑戦について伺いました。第2回はヤスダヨーグルトSHOPの紹介と、実食!私たちの食レポを紹介します。
■有限会社ヤスダヨーグルト
〒959-2221 新潟県阿賀野市保田940
TEL.0250-68-5028 FAX.0250-68-5274
URL: http://www.yasuda-yogurt.co.jp/
▼第2回はこちら