たべる

FOOD

2024.04.06

田中屋本店 ②|お客様に寄り添って

anone、(あのね)
皆さん、こんにちは!チーム「anone(あのね)、」です!
第1回では笹だんごを中心に、田中屋本店さんの商品について深堀しました。
続編である第2回では、今回お伺いしたみなと工房について、詳しく紹介していきたいと思います。

─お店にはどのような人が買いに来ますか?

 

田中さん:地元の方の他にも、観光に来た方が「新潟といえば笹だんごだよね」ということでお土産としてお買い求めになります。また、少し前まで年齢層が高めの方が割合的に多かったですが、今では保育園や小学生くらいの小さいお子さん連れのお母さんなど、年代を問わず来ていますね。

 

 

─小さいお子さんも来ているんですね!ホームページには外国の方の写真もありますが、海外からのお客さんも多いんでしょうか?

 

田中さん: コロナ禍では非常に少なかったですが、それ以前は留学生のお客さんが多かったですね。その他にはハワイや韓国、中国など、様々な国から観光に来たお客さんもいましたね。

 

 

─今後どんな人に買いに来てほしい、という望みはありますか?

 

田中さん: 年代を問わず来てほしいですが、新潟の小さいお子さんたちにも来てほしいですね。成人して様々な地方に行った時にも「自分は新潟出身で、笹だんごを作ったことがある」と語れる体験を持ってもらうというのが、私たちの願いです。ただ食べただけではなく、自分で作ったことがあるというのは、心に残ると思うんです。

 

 

─2階のギャラリーみなと工房には沢山の作品が展示されていますが、どんな目的で始めたのですか?

 

田中さん:田中屋本店は今年で93年目になります。これまで地元のお客さんから支持を得て商売を続けられています。この建物が出来たのは17年前ですが、その時に地域のお客さんに何かお返しがしたいと考えたんです。それで、単にオープンの時に安売りをするのではなく、地域の皆さんが無料で利用できるスペースであるギャラリーみなと工房を作りました。

 

(取材時、ギャラリーみなと工房に飾られていた素敵な作品の数々…!)

 

─展示された作品の関係者が来られることもあるんですか?

 

田中さん:そうですね。作品を展示された方が家族やご友人を連れてきて、絵を見た後でお菓子とお茶を取りながらお話ししていることもあります。

 

お店というのは通常「いかに回転率を上げるか」を考えるのですが、ギャラリーみなと工房その逆の発想である「お客様がいかに長い時間この空間にいてくれるか」をコンセプトに作りました。ガラス張りなので、外には信濃川が見えるんですよ。

 

─確かに、とても良い風景ですね!

 

(2階の開放スペースから見える景色。信濃川や朱鷺メッセが見え、新潟らしさを感じます…!)

 

─笹だんご作り体験にはどのような狙いがあるのでしょうか?

 

田中さん: 単なる商品として笹だんごを捉えるのでなく、昔からあるものとして。(日本国内では福島会津地方の一部でも笹だんごは作られていますが、)新潟ならではと昔から親しまれている物を、単なる商品としてではなく、「食文化」として皆さんに伝えていきたいと思って、みなと工房のオープンと一緒に始めました。

実は「笹だんごを作ってみたい」「笹だんごの話を聞きたい」という学校からのお問い合わせは以前からありましたが、それを作れる場所がなかったんです。だから、新しい建物を作るときには笹だんご作りができるスペースを必ず作ろうと決めていたんです。

 

 

─みなと工房には笹だんご作りの工房や実演がありますが、笹だんごは全部ここで作っているんですか?

 

田中さん:みなと工房の他にも、本町店やふるさと村では実演があります。効率の面で考えれば、各店舗での実演はあまり良くないですが、実際にお客様に作る過程を見ていただくのが一番わかっていただけると考え、こうした形を取っています。

 

 

─オンラインショップの展開やAmazonでも出品されていますが、全国・外国にも広く魅力を知ってほしい想いはありますか?

 

田中さん: そうですね。日持ちのする商品ですから、店頭に来ていただかなくてもお取り寄せして召し上がってほしいと思い、時代に合わせてオンラインショップを展開しています。実際、利用される方も年々増えてきていますね。

 

 

─今後、こんな商品を出したいというような展望はありますか?

 

田中さん:今具体的に「これ」というものはありませんが、特に若い人たちの意見を取り入れつつ、しかし多くを足さないように素材を味わってもらえるようにしながら、時代やお客さんの好みに合わせた喜ばれる商品を作っていきたいです。特に、季節感を味わえる商品を作りたいです。地元の食材も積極的に使っていきたいですね。

 

■田中屋本店 みなと工房

住所:新潟県新潟市中央区柳島町1-2-3

電話番号:025-225-8822

 

HP:https://www.dangoya.com/

Instagram:@tanakaya.honten_official

 

▽次回はこちらから

https://sakepro.jp/food/9817/

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