はたらく

WORK

2022.11.25

アークベル②|人と人の想いを結ぶ企業で働くことについて

うふのき
人と人との想いを結ぶ、冠婚葬祭の「感動交響楽団」ことアークベルグループ。今回は社員である水嶋桃子さんと田巻将希さんのお二人自身にフォーカスしながら「はたらく」ことについてお届けします。

▼前回の記事はこちらから

アークベル①|人生の最期を総合的にサポート

 

 

 

<お二人のプロフィール>

 

水嶋桃子さん:26歳。新潟市出身。東京の大学で農学部に進学した後、就職のタイミングで新潟県に戻り、株式会社アークベルに2018年入社。現在入社5年目。

 

田巻将希さん:21歳。新潟市出身。県内の専門学校で葬祭について学んだ後、株式会社アークベルに2021年入社。現在入社2年目。

 

 

 

─アークベルに就職する前と後で、葬儀に対するイメージに何か変化はありましたか?

 

水嶋さん:葬儀の場というとやはり少し暗いイメージがありましたし、働いている人達は辛くならないのかな、と思っていました。そういうイメージはありつつ自分らしくやっていこうと仕事を始めたのですが、職場は人間関係がとても良く、明るくて、ギャップを感じましたね。

 

田巻さん:私は葬祭専門学科のある専門学校を卒業していて、ある程度知識を持っての入社でしたが、水嶋さん同様にやはり暗いというかキッチリとしているイメージがありました。入社して一番驚いたことは職場の明るさですね。年長の方から年齢が近い方までフランクに話しかけてくれますが、仕事になると一気にキッチリするという、オンとオフがしっかりしている印象を強く受けました。あとは、葬儀に関しては思っていたよりも宗教色が色濃く出ると思いましたね。

 

(職場の雰囲気について語る水嶋桃子さん)

 

 

─実際に葬祭業界、中でもアークベルを志望した理由について教えてください。

 

田巻さん:専門学校にいたときから葬祭関係の仕事に進みたいとは思っていました。就職で一番重要視したことが県内での就職だったため、県内で大手のアークベルを受けました。最初は軽い気持ちでしたが、選考が進むにつれてここで働きたいという気持ちがとても強くなりました。専門学校の先生に元々アークベルに勤めていた方がいたのも強く意識するきっかけになりました。

 

水嶋さん:私は人と関わる仕事がしたいという希望と、大学は関東に進学しましたが必ず新潟に戻ってきたいという希望を持って就職活動を行っていました。その最中に祖母を亡くしてアークベルにお世話になり、担当者の対応の良さは勿論、それ以上に人との関わり方にはこのような職種もあるのだと知れたことが一番大きかったですね。

 

 

─実際に働く中で感じたやりがいや、苦労したことなどについて教えてください。

 

水嶋さん:良い葬儀にするため、家族の一員になれるようにという気持ちで相談を受けていますが、葬儀の後に「担当してもらえて良かった」と言ってもらえると、とてもやりがいを感じます。苦労や難しさは、ご相談の時間が限られるのでどこまで踏み込んで良いのか悩むこともありますし、叶えられない要望が出てくることですね。あとは、ご家族に正しい知識をお伝えするだけではなく、気持ちに寄り添っていると思ってもらえるようにすることです。

 

田巻さん:私も、葬儀の後で、「担当してもらえて良かった」と言われることです。お客様の中には後日お手紙を書いてくださる方もいて、アンケートでも「お体に気を付けてください」といったメッセージをいただき、逆に元気をもらいました。苦労については、ご葬儀の開式が朝早い時刻ですと前日のお通夜から時間が短く疲れが抜けないと感じるところが初めの頃はとても大変でした。少しずつ慣れてきましたが、今でも朝が早いと大変だと思うこともありますね。あとは、宗派によって異なる細かい部分を覚えて葬儀を行うことには苦労しています。

 

(お客様とのやりとりについて語る田巻将希さん)

 

 

─葬儀において「想いを結べた」と実感したエピソードはありますか?

 

田巻さん:最初のお迎えから最後まで総合的にサポートさせていただいたお客様が、当初食事を用意しないとおっしゃっていたのですが、ご家族やお亡くなりになられた方のことを知って、お話しをお聞きするうちに、亡くなられた方の功績を讃える場として食事の機会があった方がよいと提案させていただきました。後日「提案してくれて良かった」「何かあったときにはまた田巻さんにお願いしたい」と言っていただけました。お客様との距離を縮められ、良い葬儀を提案できたのではないかと思っています。

 

水嶋さん:入社2年目頃に初めて一人で相談とお通夜、葬儀、司会進行のすべてを担当したとき、前夜から緊張していたのですが、当日大きな失敗もなく無事に式を終えた後にご遺族の方が「担当してくれてよかった」「またアークベルさんに頼むときは絶対に水嶋さんに依頼するね」と言ってくださったことですね。このような仕事なのであまり「また」と言われることはないのですが、心が温かくなりました。

 

 

 

第2回は、新潟で人と人との思いを結ぶお仕事を選んだおふたりに着目しました。第3回ではおふたりから大学生へ向けたメッセージをご紹介します。

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