はたらく
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―若者に向けて学生時代にやっておいた方がいいことはありますか
齋藤さん:学生のときに立ち上げた学生団体「キミノデザイン製作所」で小出の商店街の方と関わる活動をしていたんですけど、そこで得た縁が今もつながっていますし、東京に出たときも新潟の企業さんとのつながりがありました。今こうやって自分たちで仕事をしていても助けてくれる人はたくさんいます。何より、今までで本当に追い込まれた経験というのがこの学生団体だったんですけど、なかなか思いが通じなかったり、学生同士が仲悪くなってしまったり、一人で追い込まれて準備に追われて、と色々ありましたが、この経験があったからこそ今はあの時と比べて楽勝だなって思えるのでつらい経験こそ学生のうちに経験しておくべきかなって思います。社会人になった時に「この人何かやったことあるな」というの目に見えてわかると思うのでここでスタートの差がつきますね。
あとは「学生」というレッテルを学生自身がつくりがちなんですが、そこは少し生意気に「負けないぞ」っていう気持ちを持って大人と肩を並べることも大切かなって思います。その気持ちがあると実践経験があるということも伝わりやすいと思います。活動の中で関わってくれる人たちの中には普通に仕事をしている中で自分たちを受け入れてくれていて、ある意味迷惑をかけている部分もあるので中途半端にはできないなって。人として何かをお願いするなら全力でやらなきゃいけないって思いますね。これはすごく実感しましたね。線引きを自分でしないということを学生時代にできたら一瞬で活躍できる社会人になれると思います。
<学生時代から地域との交流を進めていた齋藤さん>
―すごい!学生団体を自分で立ち上げようって普通は思わないのですが(笑)なにかきっかけはあったんですか?
齋藤さん:これはちょっときれいな話ではなくなるんですけど(笑)、学生として地域の方と関わるタイミングで、ちゃんと頑張ろうと思うとお金がかかるじゃないですか。なので学校のシステム調べてサークルにしてもお金は出ないから人数集めて部活にして学校から予算出してもらうためだけに最初は始めたんです。遠方から参加している学生には交通費が出たりしたので、必死で部員集めて部活に繰り上げて「こんな活動しているので予算出してください」って学校側にいいました(笑)
活動をすすめていくと、地域の人たちが学生が来てくれるから頑張れる、楽しい、イベントが盛り上がるって言ってくださって、その時に、自分が卒業したらこのつながりも急に無くなってしまうと思ったので、頑張って部活にして存続していって、自分がいなくてもずっと小出地域との交流を続けることが恩返しになるなって思いました。
今は自分と全く関わりのない学生が引き継いでくれていて、その継承は面白いですね。
岡田さん:僕はこの団体を途中で抜けてしまったんですけど、すごく学べるところだったなって。正直、小出という場所に最初は思い入れはなかったんですけど、活動していく上で関わる人たちから地元愛をすごく感じて、すごくかっこいいなって。僕も自分の地元の三条がすごく好きで地元に何かしてあげられることはないかなって考えるきっかけになりましたね。形は違っても学んだことはたくさんあって、すごくいい団体だったなって離れてみて感じました。
<地元の三条を愛する岡田さん、地域への恩返しもしたいと意気込む>
鮭プロ「はたらく」シリーズの今回は「古着RE:LATE」の齋藤叶さんと岡田薫さんにお話を伺いました。お二人とも、新店のオープンが迫っていてとてもお忙しい中、取材に応じてくださったことに心から感謝します。好きなことにまっすぐに取り組むお二人の姿に刺激を受けました。私たちも今しかできないことを見つけてたくさん挑戦しようと思います。本当にありがとうございました。最後にお2人の「にいが・た・すいっち」をご紹介します。
■株式会社リファクト
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(4/20NEWオープン!)
2024.11.15 WORK
2024.11.08 WORK
2024.10.30 WORK