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2023.01.27

Delight Designer’s Works 大剛さん|(#友達の輪vol.10 ) 【つながりは、カッコいい髪型から!】

ちゅーりっぴ
新潟の魅力と活躍している人をつなぐ企画、「友達の輪」シリーズ第10弾。
今回は、第9回で取材させていただいた炭火居酒屋侘び寂びの店主、長谷川慧さんのご紹介で、新潟市東区にあるメンズ美容室、Delight Designer's Works(ディライト デザイナーズ ワークス)のオーナー・渡辺大剛さんを、8班ちゅーりっぴのメンバーが取材しました。

  • 1.大剛さんのこれまで、経歴について
  • 2.客層、お店のこだわり
  • 3.お客さんとのつながり、今後の展望

1.大剛さんのこれまで、経歴について

 

-美容師になる前の経歴を教えてください。

 

大剛さん:新発田中央高校を卒業したあと、東京の美容専門学校に通いました。その後、表参道や青山など東京都内でヘアサロンを13店舗展開しているZA/ZA(ザザ)で2年半レディースカット担当として働き、その後OCEAN TOKYO(オーシャン トーキョー)で7年ほど働きました。独立を目指して2021年の6月に退社し、2022年11月1日、ここ新潟市東区にDelight Designer’s Worksをオープンしました。

 

 

-学生時代は、どのように過ごしていましたか?

 

大剛さん:何もしないで成績が悪いことをカッコ悪いと思っていましたね。試験前は死ぬ気で一夜漬けして、10番以内の成績と取ることが多かったです。ただ、高校卒業後の専門学校時代はコンテストで下の順位になったことがありました。それが悔しくて…。そこから一層努力を続けました。その結果、毎年行われる美容専門学校生対象のコンテストで入賞することができたんですよ。

 

(取材中の様子。オシャレな雰囲気の店内で楽しくお話をお聞きすることが出来ました。)

 

 

-最下位になっても、諦めずに夢に向かっていたことはすごいですね。私も見習いたいです! そんな大剛さんの、美容師としてのこだわりや譲れないものはなんですか?

 

大剛さん:お客さんのことを思いながら仕事をすることですね。第三者から見てどう思われるのかを意識したスタイリングにしています。第一印象において、髪型が占める割合って大きいんです。だから、やっぱりそこをかっこよくしてあげたいですよね。

 

 

-美容師という仕事の魅力はなんですか?

 

大剛さん:僕は、一人がカッコイイと周りの人たちもハッピーになれると思っています。それが自分であればなおさら。自分の好きな髪型になることによって,普段のお出かけもうんと楽しくなるんです。そのプロデュースをして、お客さんに「ありがとう」と言われることがうれしいですね。

 

 

-お客さんとの関わりで大事にしていることは何ですか?

 

大剛さん:お客さんに興味を持ち、好きになること。その気持ちを持つことによって、髪に関する悩みが当たるようになるし、会話も弾みます。

 

 

 

2.客層、お店のこだわり

 

-お客さんの年齢層はどれくらいですか?

 

大剛さん:メインは20代の方ですね。でも小さい子から40、50代の方まで本当に幅広いです。割合としては大学生~20代後半の方が7、8割くらいですね。前のサロンにいたころから僕のことを知ってくれていた方がそのくらいの年代なので。

 

 

-現在の客層は開店当初からイメージされていた通りですか?

 

大剛さん:25歳以上の方のイメージで言うと、僕が求めているのは「スーツを着た人」ですね。ビジネスマンをターゲットにすることは、これからやっていきたいことでもあります。

 

 

-内装も落ち着いた雰囲気でとても素敵ですね!こだわりのポイントはどこですか?

 

大剛さん:設計と内装は全部僕が決めたんですけど、こだわりは3つのフロアに分かれていることですね。壁の色や照明の色を全部変えています。メインとなる2つの場所はオレンジ系と白系のライトです。白いライトは髪がきれいに見えるんです。

 

(カットを行うスペースは白いライトで清潔感のあるおしゃれな雰囲気です!)

 

 

-1部屋につながっていますが、分けて見るとガラッと雰囲気が違いますね。

 

大剛さん:そうですね。光の色が違うだけで写真を撮るときのイメージが全然違います。

 

(設計にとにかくこだわられたというその空間は、どこを見てもステキでした!)

 

 

-カウンターでは基本的に何をされているのですか?

 

大剛さん:ここは交流の場所ですね(笑)。ここでちょっとしたパーティーをしたり、メーカーやディーラーさんと打ち合わせをしたりしています。それこそ、ヘアスタイルのモデルたちや、友人たちを呼んでパーティーをしていました。

 

 

 

3.お客さんとのつながり、今後の展望

 

(気楽なスタイルでお話する大剛さん。フレンドリーで面白く、優しい方でした!)

 

 

―大剛さんにとって、この店でのつながりとはなんでしょうか。

 

大剛さん:結局、お客様じゃないですかね。「大剛さんに切ってもらいたい!」と思って貰えて、僕が「お客さんのために切りたい!」と思う。そこのつながりだけです。お客様は切っても切り離せない存在です。お客さんから「ここでやってもらえばかっこよくなる!」という評判がつながりを生むと思います。

 

 

―なるほど。お客さんなくては成り立たないですからね。そんなお客さんとの関わりで大切にしていることはありますか?

 

大剛さん:好きになることかなあ。その人を好きにならないと、悩みを解消してあげようと思わないですよね(笑)。だから、まず興味を持つ。お客さんに興味を持たない、その場しのぎの会話ってつまらないし、お客さんにもそういう会話であることに気づかれます。お客さんに興味を持って自然に会話をしていると勝手に盛り上がるし、しゃべらなくても全然気まずくはならないんです。

 

 

―東京から新潟に来てなにか変わったことはありますか?

 

大剛さん:一人一人がより大事になったかなあ。東京ってフォロワーは多くても、横のつながりってあまりないんですよね。新潟のお客様は、Instagramのフォロワーが本当に仲の良い人たちじゃないですか。1人のお客さんから10人が試しに来てくれるかもしれない。そう考えると、1人のお客様が与える影響は大きいです。

 

 

―確かに!やっぱり、お客さんとのつながりは大事ですね。今後の展望については、なにか考えていますか?

 

大剛さん:来年に万代・古町方面に新店舗をオープンさせたいです。現在のサロンはプライベートサロンにして、新店舗は若い人をターゲットにした落ち着く空間を作りたいです。あと、ビジネスマンの方にも来て欲しいです。そういう人たちの休みの日とかにいやし空間になればと思います。ちなみに、どうして今の美容室をここにしたかと言うと、万代に比べて人通りが少ないからです。だって、美容室の大きい窓からカーラーされているのを見られるの、嫌じゃないですか(笑)!やっぱりかっこいい自分を見せたいのが男だから…。だから、何も気にしないでいられる場所を作りたかったんです。

 

 

-男の人の気持ちまで考えられたサロン…。そんなところまで考えられているとは脱帽です。夢の新店舗も大剛さんのこだわりが詰まったものになりそうですね。最後に、新潟で伝えたいことをお願いします!

 

大剛さん:真似事みたいに聞こえるかもしれないけど…。髪で人生は変わる!お客さんがボサボサの状態で来て、帰る頃にはめちゃくちゃかっこよくなってるんですよ。メンズサロンはやっていて本当に面白いし、やりがいがあります!

 

 

Delight Designer's Works 大剛さんの「たすいち」

「挑戦」
新潟の人は「髪切ったんだ~」だけで終わって、その髪型をほめられるところまでいっていない気がします。そんな新潟のメンズ美容を変えていきたいです。

大剛さんのメンズ美容への挑戦に今後も期待が高まりますね!

次回の「つながる」では、SunBake(サンベイク)の田中結さんをご紹介します!お楽しみに!

 

 

 

■Delight Designer’s Works

住所:〒950-0861 新潟県東区中山6丁目10-15

電話:025-384-4559

Instagram

お店:@delightdesignersworks

大剛さん:@daigo.5.5.5

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