2022.08.16

瀬波温泉②｜瀬波温泉の魅力に迫る

下越村上市瀬波温泉

おこめ

3回連載の第1回目は、瀬波温泉の歴史を紹介しました。第２回目は瀬波温泉へ行くのが初めてな方や、どのような所か気になる方に向けて、瀬波温泉旅館協同組合の事務長、瀬山直徳さんから瀬波温泉の魅力についてうかがいます。

▼前回記事はこちら

瀬波温泉①｜瀬波温泉の歴史に迫る

（「温(あ)ったか広場」の手湯・足湯）

ーーー瀬波温泉の成分・効能ーーー

鹿志村：まずは瀬波温泉の効能・成分について教えてください。

瀬山さん：瀬波温泉はメタケイ酸という皮膚の美容（うるおい）成分が特に含まれています。保温効果も高いため、私は雪が降っている寒い時期の露天風呂に入った後、１５分は外に居続けられますね（笑）

鹿志村：確かに私は足湯に入ったことがありますが、出た後も長時間温かく感じられました。

瀬山さん：そうなんですよ。瀬波温泉は夏に多くのお客様に来ていただいていますが、冬の寒い時期にもぜひ来ていただきたいですね。

（大観荘せなみの湯　女性露天風呂）

ーーー瀬波温泉の旅館ーーー

鹿志村：瀬波波温泉は様々な旅館がありますが、選ぶポイントはありますか？

瀬山さん：人それぞれにはなりますが、例えば「大観荘せなみの湯」はとにかく海を眺めることに重点を置いており、部屋も海に対して並行な間取りで壮大に海が見える造りです。「椿の宿　吉田や」は小さな旅館ならではの料理にこだわりがあり、部屋食で夕食を提供しております。他にも”素泊まりが良い”や”子供がいるからバイキング”など、お客様の条件に合わせて宿泊先が選べます。

鹿志村：本当にいろいろな宿泊先がありますね。

瀬山さん：そうですね、各宿できれいに色分けされてます。

鹿志村：この記事は学生に多く見られていますので、学生に向けて瀬波温泉の魅力を教えていただきたいです。

瀬山さん：日本海に沈む夕日ですかね。１日２４時間、海の目の前で過ごせるという非日常的な空間は、とても魅力に感じます。また、９月は夕日が年間を通じて一番見られるので特に良いですよ。

鹿志村：部屋から夕陽が見られる宿は、海沿いになりますか？

瀬山さん：そうですね。海沿いになります。ですが、海が見えないところでもその宿特有の雰囲気を持ってやっているのでおすすめです。

（客室から見る夕陽　(大観荘せなみの湯)）

ーーーイベントーーー

鹿志村：最後に8月や９月にイベント等はありますか？

瀬山さん：８月２８日にハワイアンフェスがあります。フラダンスのイベントです。

鹿志村：それはどういったイベントなのでしょうか？

瀬山さん：フラダンスをやっている方を集めて、海岸を背景に踊っていただいています。例年約１３チーム、計１２５人が踊って、それを見に来る方が３００～４００人います。一昨年からは複数の場所でフラダンスのセッションをし、テレビでも取り上げられました。今年はフラダンスのチーム募集だけで３００人以上集まりました。

鹿志村：フラダンスをやる方が３００人ですか！？それは凄いことですね。ほかにＰＲしたいイベントはありますか？

瀬山さん：９月２５日には、村上笹川流れトライアスロンがあります。また9月からは宿泊予約サイト「じゃらん」からの予約で、一組３０００円割引になります。詳しいことはまだ確定していませんが、他にも様々なイベントを企画しています。

（瀬波温泉の楽しみ方を伝えるリーフレット）

鹿志村：最後に学生に向けてメッセージをお願いします!

瀬山さん：私は以前、原付バイクや車をいじくりまくっていた時期がありました。他にも自分のパチスロのコラムなんかを書いてたりしていました。ロクなことしてないんです（笑）。でも、その時の知識や経験で、宿のHP作成や、温泉工事をしている今の自分があるんです。その経験から思っているのが、今までやってきたことは決して無駄にならないんだなということですね。

鹿志村：まさに瀬山さん自身が当時楽しんでいた様々な趣味や興味を持ったことが、巡り巡って現在の仕事につながっており、それがまた人生の楽しみにつながるということですね。