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新潟県外の大学などに通う本県出身の１、２年生を対象にした県内企業見学バスツアーが、８月２２日の下越地区を皮切りに、中越、上越の各地区で行われ、それぞれ３社の企業を巡りました。会社内の見学のほか、若手社員との交流を通じて、学生たちは働くことのイメージを膨らませました。ツアーは、新潟県の委託を受け、「にいがた鮭プロジェクト」連携事業として、新潟日報社が運営を担当。９月５日に開催された最終ツアーの今回は、上越地区「上越・柏崎」コースです。訪問した企業を紹介します。
訪問企業２社目は、銅合金鋳造のＪマテ.カッパープロダクツ（上越市大潟区）。銅合金素材や上水道関連部品の他、産業機械部品などを加工しています。上水道関連部品では約400種、90万個の生産能力があります。
（製造工程の説明を受ける学生たち）
学生４人は、会社説明を受けた後、同市頚城区の「クビキ工場」へ移動。水栓金具や部品加工の製造工程を見学しました。見る機会の少ない工作機械に学生たちは、興味津々。担当者からは、男性だけでなく、若い女性も働いているという説明を受けました。
（新入社員らと交流する学生たち）
工場見学の後、学生たちは新入社員ら４人と交流。新入社員の男性からは「面白いと思ったことを全力で行って。それが就活に役立つ」と、自身の経験を踏まえてアドバイス。採用担当の社員からは「資格だけで評価しない。どのように動いたか主体性をみる」と、採用基準を “暴露”する場面もありました。
（協力していただいた社員の皆さん）
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