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2026.06.02
棚田の価値を健康面から発信する「棚田ダイエットプロジェクト」の田植えが、十日町市松代地域の「蒲生(かもう)の棚田」で行われた。農作業前後の身体データを測定し、今後の分析で、棚田保全活動が健康づくりにつながる可能性について検証する。
県が主催し、新潟医療福祉大学(新潟市北区)が協力して初めて実施した。調査を手がける新潟医福大健康科学部の岡本優美助教(28)によると、中山間地にある棚田では、斜面を上るなどの移動にかかる運動量が大きいため、健康維持につながる効果が期待できるという。
5月23日の田植えでは、参加者が5アールの棚田で約3時間作業をした。約20人が腕にスマートウオッチを装着し、心拍数などを計測した。
岡本助教は「面積が小さく、機械が入れない棚田は耕作に労力がかかるが、健康の観点という新たな棚田の価値について調査を進めていきたい」と話した。今後、草取りと稲刈りでも測定をする予定だ。