はたらく
WORK
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―ご自身の経歴とこの会社の志望理由、そしてどのようなお仕事をされているのか教えて下さい。
本間さん:新潟市出身の27歳です。もともと上越に縁があったわけではないのですが、大学を卒業後、鉄道の仕事に少し興味がある中で「えちごトキめき鉄道」と出会い、入社しました。今は設備の仕事の、「保線」という仕事を担っており、主に、線路や各種設備の保守管理を行っています。例を挙げますと、レールや、レールの下にある木「枕木(まくらぎ)」、その周辺にある石「バラスト」を管理することですね。また、踏切や分岐器のメンテナンスなども行っています。設備の仕事は、「縁の下の力持ち」と言われるあまり目立たない職種ですが、このような鉄道設備のメンテナンスを自分の手で行うことで、トキ鉄の「安全・安心」を守り、地域貢献にもつながるといった思いもあり、魅力を感じています。
―設備のお仕事だと冬とか大変そうですね。
本間さん:そうですね。冬は線路や踏切の除雪のほか、駅舎ホームの屋根の除雪などの難しい所も我々が担当してます。
―なるほど。その日によって仕事が変わると思いますが、1日のスケジュールを教えてください。
本間さん:設備センターは8時40分~17時40分、休憩1時間で8時間勤務しています。また、緊急トラブルにいつでも対応できるように、設備センターでは誰かしらいる状態を365日作っています。私が担当している「保線」の業務は線路を歩いて点検するのですが、直江津―妙高高原間だったら2カ月に1回程度の頻度で、1~2週間かけて35キロほどの距離を全部歩いて点検します。歩いて、ボルトや線路の状態に異常がないかを確認をしたり、あとは工事の発注の業務なども行ったりしています。
―ありがとうございます。本間さんの点検作業はすごく大事な業務だと思うのですけが、その中で経験したピンチのような出来事はありますか?
本間さん:ピンチとは少し違いますが、レールにはちょっとした電流が流れていて、その電流を次のレールに移動させるために、レールの間に電線が付いてるのですが、その電線が外れちゃうと電流が流れなくなって、踏切の音が鳴らなくなったり列車の信号が変わらなくなったりします。1日の点検作業が終わってから、そういうものが見つかればすぐに対応しないといければいけないのは、大変ですね。
―なるほど。ありがとうございます。本間さんのプライベートも気になるのですが、お休みの日にはどんなことをされているんですか?
本間さん:音楽が好きでライブやフェスに行ったり(笑)。スポーツも好きなので土日はサッカーを見ていたり。あとプロレスが好きなので、やっているときはテレビで観ていますね。
―上越で有名なあのバンドとかですかね(笑)。音楽からも新潟の魅力って感じられますよね。「新潟の魅力」という点では、本間さんはどういったところから感じますか?
本間さん:新潟県は四季を感じられる観光地が多いことだと思います。上越では、春は高田城址公園のの桜、冬はスキーとかスノボなどのウインタースポーツ。中越、下越では夏の長岡花火や村上の笹川流れの海岸とか、秋は苗場や弥彦などの紅葉などの景色も楽しめますよね。あとは新潟県共通だと、お米だったりお酒だったり、海の幸や枝豆も美味しいですし、食の魅力もそろっている地域だと思います。それに加えて、温かい人が多いかなというイメージです。
―四季や食をたっぷり楽しめる新潟県。
山と川を一緒に楽しめる上越の「トキてつ」で心温まる時間を過ごしたいですね!
シリーズ「はたらく」えちごトキめき鉄道さんの第2回連載は、普段私たちが安心して乗車できている
鉄道の「安全」を守る番人―、本間光騎さんの仕事とプライベートも少し覗かせていただきました♪
最終回となる第3回の連載では鉄道ファン必見!子どもたちも大喜びの「直江津D51レールパーク」をご紹介いたします。お楽しみに~♪
■えちごトキめき鉄道株式会社
住所:〒942-0003 新潟県上越市東町1番地1
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