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FOOD

2023.03.10

たまごスイーツカフェ中条たまご直売店|卵と季節のスイーツのコラボ 卵専門スイーツカフェ

おこめ
こんにちは、今回3月号「たべる」を担当しました。おこめです。
今回は、季節を感じられるかつおいしいスイーツが食べられる場所「たまごスイーツカフェ中条たまご直売店」に取材へ行き、そこに務めている佐藤さんにお話を伺ってきました。
全三回お送りするシリーズの初回は、「たまごスイーツカフェ中条たまご直売店」のおすすめ商品や、働いている方々の様子について紹介したいと思います!

―プロフ/経歴―

佐藤さん

長岡出身、大学は神奈川の関東学院大学、卒業後は新潟に戻る。この会社がグループ会社で本社がみやけ食品。最初はそこに入って、その後このグループ会社に入った。販売の代表を務める。

 

 

1.「たまごスイーツカフェ中条たまご直売店」について

 

―ここはいつから設立されたのですか?

佐藤さん:7、8年前だったかな

 

―それだと2015年とかに

佐藤さん:そうですね、8年前(2015年)の6月にオープンですね

 

―養鶏所は胎内市、中条たまご本社は秋田県の方にあるとおもうのですが、なぜこの場所にお店を建てたのですか?

佐藤さん:ここのお店を運営している母体(みやけ食品)が新潟市の亀田にあって、中条たまご自体は秋田の方になっています。ですが、卵は胎内の築地(ついじ)農場っていうところのものをここで使っています。スイーツから販売まで全部ですね。

 

それで、もともとこの場所を決めた時、初めは何もなくて成り立たないといわれていました。確かに認知度が低くてお客様が少なかったのですが、年々お客様が増えて、当初はプリン中心のスイーツでショートケーキもなかったです。そもそも作れる人も技術もありませんでした。そこからスタートして、だんだんケーキを作るようになってパフェを作るようになって。季節のパフェが始まったことで、一気にお客様が来てくれてそこから認知度が急激にあがりました。なので、卵を買いに来られるお年寄りの方からプリンを召し上がれるお子様まで幅広くの年齢層に来ていただいています。

 

 

2.普段の様子について

―土日はどのくらいいらっしゃいますか?

佐藤さん:昨日(取材日の前日が土曜でした)は少なくて100数十人くらいでした。ピーク時は200数十人きます。朝からずっと満席でお客様がいっぱいいる状態ですね。一番売りになっている200円のプリンは一日300個から多い日だと500個近く売れますね。これも全部中条たまごの色の濃い、味の濃い卵を使っていて、あえてそのプリンに関しては、バニラを入れずに卵の本来の美味しさを分かってもらいたいので、カラメルの苦みを抑えて優しい感じにしています。

 

―仕事をしていて大変なことはありますか?

佐藤さん:うーん、なんだろうな。楽しいですけど、今店長がいないので、決まりを作ったりまとめたりするときに、軸がないというか、どうやったら正解なのかを考えるのが難しいですね。

 

―実際に何か決まり事を作ったりしましたか?

佐藤さん:そうですね、従業員同士で、案を出し合ってこうやったらいいよねとか細かいことを考えることはあります。

 

―逆にどんなところで働いていて良かったな、ここ好きだなと感じますか?

佐藤さん:やっぱりいち早く商品を食べられることですかね。たまに「餌付け」されています(笑)。意見を出し合うことも楽しいと感じます。

 

 

―販売で心がけていることはありますか?

佐藤さん:お客様にできるだけ喜んでもらえるようにしています。

 

(楽しさを隠せない様子で話す佐藤さん)

 

3.商品について

―ケーキはどうやって開発されたのですか?

佐藤さん:もういないのですが、洋菓子に強い方がいらっしゃって、その方の取り組みから徐々に完成していきまいた。商品開発自体は現在も常にしていて、だいたい毎週社長に新しいものを食べてもらっています。

 

―常に開発されているとお話されていましたが、どのくらい採用(商品化)されるのですか?

佐藤さん:そーね、比較的多くて半分くらいは商品化されていると思います。時間かかるのだと1年、2年かけています。逆に1年2年経っているのに商品化されてなくて、ねばって頑張っているものもあります。やっぱり夏場はパフェがあるので、越後姫の時期からシャインマスカットの秋くらいまではずっとお客様がパフェを召し上がりに来ていただけるので良いのですが、それ以降から越後姫が出るまでの間が店の課題で、そこをどうするのか、どういう商品が必要かというのを試行錯誤しています。

 

―時系列的に一年でどのようなものをだされていますか?

――ここからは手書きの紙を持ってこられて説明していました――

佐藤さん:一年間だいたいこんな感じです。越後姫が始まって春はデコポン。そして、さくらんぼ、みかん、桃、ルビーロマン、シャインマスカット、モンブラン、ルレクチェとなっています。

 

(中条たまご直売店担当者の皆川さんからもお話いただきました!)

 

(季節のパフェの年間予定が記されている紙。貴重な資料です!)

 

―バレンタインだったらチョコ系というようにイベントごとに何か特別なことをしていますか?

佐藤さん:そうですね、バレンタインはチョコ系やキャラメルとかそういうのがあって、子どもの日は、プリンアラモードを作ったり、クリスマスにはクリスマス用のケーキを作ったりしています。インスタに載っているのでよければ見てください!

 

―この記事が3月に出るのですが、何か3月のイベントはありますか?

佐藤さん:ロールケーキをひな祭り使用にしたり、ひな祭り用のケーキを作ったりとまだ詳しく決まっていませんがそんな感じになると思います。

 

 

4.おすすめ商品

―佐藤さんのおすすめはどれですか?

佐藤さん:おすすめは、やっぱりいちごですかね(笑)

 

―パフェだと一つでどのくらいくだものを使いますか?

佐藤さん:いちごだと4粒5粒くらい使います。昨日だと80個くらい出ました。多い時だと150粒とか出ますね。

 

―これ食べてほしい、これ紹介してほしいというメニューはありますか?もしよければそれを頼みたいなと思うのですが

佐藤さん:プリンだとたまごの味、素材本来の味が分かるので太陽プリンを食べてほしいです。あと、ロールケーキは黄身が濃い卵を使っているので、見た目のスポンジがすごい黄色って感じでそれもおすすめです。

 

(ショーケースの中の様々なプリンやケーキ。店内でいただくことも可能です!)

 

―ロールケーキのたまごって何を使われていますか?

佐藤さん:ビタミンたまごと葉酸たまごの両方を使っています。それとパフェやたまごサンドも食べていただきたいです。

 

―プリンは確か葉酸の方で作っているのですよね

佐藤さん:はい、リーフプリンは葉酸のものを使っています。

 

―やっぱり味は違うのですか?

佐藤さん:卵の味は一緒なのですが、リーフプリンは生クリームとバニラビーンズを使っていて味が濃いですね。太陽プリンの方は、卵と砂糖と牛乳でシンプルなつくりなので、卵の味を感じられるようになっています。

 

―中条たまごさんの強みはありますか?

佐藤さん:そうですね、卵を使ったスイーツなのでそこが強みです。店の三大柱が卵とパフェとケーキ類で、売り上げもそこらへんが強いですね。

 

(店内の様子。明るく温かい空気がありました。)

■たまごsweets cafe 中条たまご 直売店

〒950-0932 新潟県新潟市中央区長潟新田前1205−2

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