はたらく
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有沢製作所は独自の技術でさまざまな分野を支える材料メーカーです。
スマートフォンやパソコンに使われるFPC材料を主力製品とし、航空機内装材や医療用3Dモニターなどを手掛けています。それら製品は半導体、モバイル、モビリティ、航空宇宙、アミューズメント・スポーツなど幅広い分野で時代とともに発展する生活や産業を支えています。

イノベーションを促す制度も紹介されました。新製品開発に貢献した社員には売り上げの一部を還元。勤務時間の15%を自分の研究に充てられる「15%カルチャー」では、業務内容にとらわれず自由に研究に取り組むことができ、そこから生まれた発想を基に新製品を開発し、習得した技術を自身の業務に活かした事例もあったそうです。
有沢製作所は1909年、上越市に根付いた手工芸品バテンレースの製造から始まりました。その技術をグラスファイバーに応用して、さまざまな製品作りに発展させてきたそうです。2023年には次の100年に向けたプロジェクトで「未来のピース ここに芽吹く」をコーポレートメッセージとして設定。2025年9月には、新たな製品開発の芽吹きを生むために社内外の活発な関わりを促す研究開発拠点「ARISAWA Innovation Center」を設立しました。
この日はセンターを見学。ただ単純に実験や測定の設備が整えられているのではなく、その近くにアイデアを出し合い、一人でもゆっくりと熟考できるスペースが広がっていました。

夜桜が有名な上越市の高田城址公園のハスの生態から発想を得て、雪や地中熱といった自然エネルギーや工場排熱を冷暖房などに活用しているそうです。また、昔ながらの街並みが残る地元の雁木町家からは、自然光や風を取り入れる構造を参考にしているとのこと。

有沢製作所が手掛ける3Dモニターでアニメーションの立体映像を体感しました。医療現場でも使われており、血管の位置や奥行きを立体的に把握できる技術として注目されているそうです。

オフィスは自由に座れるフリーアドレス制で、コミュニケーションを促すそうです。一般的な仕切りがなく、広々とした空間が広がっていました。中央の大きな柱は自然エネルギーなどを活用する際の通り道となる配管が入っているそうです。

オフィス内はデスクとイスだけでなく、フローリングなどにゆったりと座れるスペースもありました。この一角はカードゲームなどが置かれていて、リラックスできそうな空間。横には一人用の小部屋(プライベートブース)が並んでいました。
入社3、4年目の開発者3人を迎えた座談会では、グループごとの対話で盛り上がっていました。その一部を紹介します。

「新しいものを作ってみて、評価して、次はこうしてみよう―。これをひらすらやっています。お客さんとのやり取りもあります」
「考えた通りになって、成果が出るとき。コミュニケーションが多い会社なので、社内外の人と仕事の話をするのも楽しいです」
(開発で)ゼロから考えるのは大変だし、何から手を付けようというときもある。でも、うまくいったときはうれしいし、やりがいがあります」

「Arisawa Innovation Centerは理系の開発者が多く在籍していますが、研究開発だけでなく施設運営や開発サポート部門もあり、理系・文系を問わずさまざまな人材が活躍しています。」
「休みはしっかり取れるし、新幹線駅が近いので、推し活がしやすいです」

ご協力いただいた社員の皆様