はたらく
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ツインバードは、金属加工で全国的に知られる燕三条に本社がある家電メーカーです。地域のネットワークを活かした高い技術力を強みとし、担当者は「燕三条の会社としてクラフトマンシップを持ってやっています。また、周囲の企業とも連携する『共創の精神』を強みとして家電製品の開発に取り組んでいます」と話しました。

社員は約260人。人材ビジョンに「感動メーカー。 心を動かす仕事を志向し、自ら動き出してそれを実現する人」と掲げ、表彰制度も設けているそうです。大手メーカーほど社員数が多くないからこそ活躍の場は多いとして、「デザインにも力を入れています。入社3~5年目で企画デザインを担当するので、若手もやりがいがあります」

製品は企画・デザインから始まり、開発、製造、営業、マーケティングなどを経て消費者へ届きます。その後はアフターサービスと続き、さらにより良い製品作りへつながっていくそうです。デザインはプロダクトデザインを学んだ人たち、エンジニアは工学部卒業者らが多いそうです。営業は量販店だけでなくECサイトやカタログギフト、法人営業、海外営業など、さまざまな販路があります。マーケティングはPOP作成やSNS、広報活動なども担います。
ツインバードの強みが「燕三条の技術力」だそうです。

(全自動コーヒーメーカーについて説明する担当者)
同社が展開する商品ブランドラインの一つで、匠の技術・暗黙知を家電の力で具現化する家電「匠プレミアム」。そのうちの全自動コーヒーメーカーは、摩擦熱を抑えながら豆を均一に挽くことで豆本来の風味を引き出し、匠が認める味わいを実現しているとのこと。そのために燕三条地域のステンレス製の刃を採用しており、地域のものづくりの力が発揮されているそうです。

(宇宙船にも積み込まれたツインバードのFPSCモジュール)
また、ツインバード独自技術のFPSC(フリー・ピストン・スターリング冷凍機)も紹介されました。スターリング冷凍機はマイナス100度以下まで冷却できるシステム。それを世界で初めて小型商用量産に成功したそうで、「精密で精度の高い金属部品を作れる燕三条でなければできなかったかもしれません」と力を込めました。新型コロナウイルスワクチンの運搬ではこの技術を活用した運搬庫を厚生労働省に1万台以上納品。宇宙事業にも活用されているそうです。

(工場見学も行われました。工場や各部署の建物が並ぶ本社敷地内)
この日の担当者は、県外大学からUターンした入社7年目の社員。「街づくりを学んでいたこともあるし、地元で働いて税金を納めて恩返しをしたいと新潟に帰ってきました」。

社員の雰囲気の良さや、数学や物理が苦手でも大丈夫な点も就職の後押しとなったようです。年齢が離れた年上の社員が多いものの、先輩らとざっくばらんに交流する雰囲気があると説明。入社1、2年目でも社長と話す機会はあり、若手の意見も柔軟に取り入れる社内風土があると話しました。
担当者自身は家賃補助を受けて会社に通勤しやすい場所に住み、休日は地元の家族や友人と過ごしているそう。ほかの社員もカフェや写真撮影など趣味の時間を過ごしているようです。「社外の人とサークル活動をしている人もいます。その活動を多くの社員が見に行ったりしています」と和気あいあいとしたエピソードを紹介しました。

ご協力いただいた社員の皆様