はたらく
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にいがた鮭プロジェクトの協力企業・団体(鮭プロサポーターズネットワーク)を対象にした2026年度第2回サポーターズセミナーが9月8日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで開かれました。「未来をひらく 読書対話ワークショップ」と題して、会員企業・自治体の社会人と学生メンバーいくらちゃんが本を介して「つながり」をテーマに考えました。

今回のセミナーは、学生と社会人がお互いを知り合うきっかけとして本を活用した対話型。丸善雄松堂株式会社と株式会社編集工学研究所が共同で行っている事業「ほんのれん」からファシリテーターを招き、社会人と学生がグループになって意見を交わし合いました。
最初は対話に向けた思考のウォーミングアップ。コミュニティや人付き合いに関する問いかけに、自分自身の心を振り返ります。「人が居心地よければ、私も居心地がいいかな」「(人付き合いで)モヤモヤするのはもったいない」「自分がどう思うかより、相手からどう思われるかが気になる」

その次は読書体験へ。「つながりはどこから生まれる?」をテーマに選定された本から1冊を選び、「目次読書法」で読んでみます。
まずは表紙や帯を眺めるなど本へ意識を向ける準備から。その後に目次で本文の構造をつかみ、テーマのヒントになりそうな部分を大きく探す「鳥の目」、具体的なヒントがありそうな部分に焦点をあてる「虫の目」で読んでいきます。
読書後には「つながりは(贈与など)物質的、(理念に共感するような)精神的なものを介して生まれる」「贈与された負い目、つまりお礼をしたい気持ちから関係が生まれる」「そもそもつながりって何だろう?」と気づきを共有しました。
さらに「人をつなげる潤滑油」へ考えを進めます。「利益があるからつながろうとする」「人をつなげるのは人」「共感や同じ感動の共有」「相手を喜ばせようとする気持ちや行動」「一つのテーマを話し合える場」「2人で使うと飲料が出てくる自販機のような自然な交流を生む仕組み」…。さまざまな意見が上がりました。

最後は、自分自身を見つめました。「社会人になったときや自分や会社が大事にしているものは?」。自主性や好奇心、対話、リスペクト、ユーモアなどが次々と挙がりました。「人の成長を信じて待とうと思う」「チャレンジを大切にしたい」「誰かのためになろうと働いている」など、参加者は今後へ思いを巡らせていました。
今回参加した一人、大学生とコメに関連した取り組みなども行っている小千谷市の株式会社たかの=食品メーカー=の専務取締役、多田勇利さんは「本を挟んでお互いの考えを引き出すのは面白い方法だと感じました。自然な会話を通して学生に会社や働く人のことを知ってもらえたら」と話していました。