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新潟県外の大学などに通う本県出身の１、２年生を対象にした県内企業見学バスツアーが、８月２２日の下越地区を皮切りに、中越、上越の各地区で行われ、それぞれ３社の企業を巡りました。会社内の見学のほか、若手社員との交流を通じて、学生たちは働くことのイメージを膨らませました。ツアーは、新潟県の委託を受け、「にいがた鮭プロジェクト」連携事業として、新潟日報社が運営を担当。３０日に開催された第２弾の今回は、中越地区「長岡・三条」コースです。訪問した企業を紹介します。
同ツアーには、学生１３人が参加しました。午前８時にＪＲ新潟駅南口を出発、燕三条駅、長岡駅を経由して最初の訪問企業の朝日酒造（長岡市）に到着しました。
（会社の歴史を聞く学生たち）
吟醸酒の出荷量は全国３位（２０２２年）を誇る朝日酒造。学生たちは、２００６年に完成した社屋のエントランスホ―ルで、担当者から創業の歴史の説明を受けました。瓶詰工場が接するエントランスホールから、ボトルに日本酒を詰める工程も見学しました。
（社員と交流する学生たち）
同所２階の会議室で会社説明を受けた後、３０代～４０代前半の社員と交流。仕事での失敗談や大学での学びが仕事に役立つかなど率直な質問がありました。また、酒造会社とあって「飲み会は多いか」との質問も。社員からは「学生時代に、いろいろな経験をすることが大切」と、アドバイスが送られました。
交流会の前には、同社から甘酒の提供も受けました。
（協力していただいた社員の皆さん）
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